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【アモイ(中国)2019年9月9日新華社=共同通信JBN】福建省人民政府が主催するSilk Road Maritime International Cooperation Forum(SRMF、シルクロード海事国際協力フォーラム)が9月7日、アモイで始まった。「sharing prosperity through cooperation and connectivity(協力とコネクティビティーを通じて繁栄を共有)」のテーマの下、同フォーラムは中国、エジプト、日本、フィリピン、シンガポール、セルビアなどを含む数カ国から数百人の参加者を集めた。
2日間のフォーラムは、21st Century Maritime Silk Road(21世紀海のシルクロード)に沿って海上輸送のコネクティビティーを促進することを目的としている。また、21世紀海のシルクロードに関連する港湾および海運業界の交流と協力を強化し、投資と貿易の自由化および円滑化を向上させることも狙っている。
フォーラムでは、政府当局者やさまざまな国際機関の代表が21st Century Silk Road Maritime(21世紀シルクロード海事)の開発経験を積極的に紹介した。
フォーラムは、協力強化とコネクティビティー促進を通じて繁栄共有を実現することに焦点を当てた。さまざまな組織の専門家は、21世紀海のシルクロードが「一帯一路」沿いの全ての国と地区に機会をもたらすことができると確信した。
データによると、シルクロード海上輸送提携は、港湾および航空の100社以上の物流企業によって支援されている。2019年8月末までに、50のシルクロード海上輸送ルートが1092回運用された。
一方、専門家は、より多くの国々と社会的努力の参加、および政策交流、対話、補完的協力の観点からのより深いコミットメントを呼び掛けた。
フォーラムの重要な成果として、シルクロード海事の建設に関する国際協力に焦点を当てたBlue Paper on the Construction of Silk Road Maritime (2019)(シルクロード海事の建設に関するブルーペーパー)がフォーラム中にChina Economic Information Service(中国経済情報サービス)により発行された。
Silk Road Maritime International Cooperation Forum (SRMF) は、9月7-8日に福建省人民政府が主催し、中華人民共和国外務省、中華人民共和国交通運輸省、中華人民共和国税関総署の共同助言を受け、中華人民共和国国家発展改革委員会(NDRC)、China Waterborne Transport Research Institute(中国水運科学研究所)、China Cosco Shipping Corporation Limited、China Ports & Harbors Association、International Association of Ports and Harbors(IAPH)、Hong Kong Container Terminal Operators Associationの共同支援を受けた。
ソース:The People's Government of Fujian Province
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