【長沙(中国)2020年3月9日新華社=共同通信JBN】湖南省の省都長沙は感染症の震源地の武漢に最も近い省都である。「新型コロナウイルス肺炎(COVID-19)」の大流行に直面し、感染症の管理・予防に努める一方で、長沙は企業の業務と生産の再開を助け感染症による経済的影響を軽減するための多数の措置を開始した。
中国共産党長沙市委員会宣伝部によれば、市場関連組織の活力を強化するために「Implementation Plan on Effectively Reduce Impact of Epidemic and Stabilize Economic Operation(効果的な感染症の影響低減と経済活動の安定化の実施計画)」が開始された。誰も取り残されないことを確かなものとするために中小企業を支援する20の措置を導入し、4200人以上の公務員が感染症予防連絡担当者として企業に割り当てられ業務と生産の開始を支援し、特定企業の業務と生産の再開に向けて労働者を雇用するために61のチームが貧困地域に向かった。
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強力な措置が功を奏し、「インテリジェント製造の都市」である長沙は復活した。Sany Heavy Industryの工場では約100台のインテリジェントロボットが正常に作動している。Zoomlion Heavy Industryの掘削機とブルドーザーの海外受注の最初のバッチが東南アジアに輸送された。China-Europe freight train(中国欧州貨物列車)(長沙)は湖南の特徴を持つ機械製品、自動車部品、家電用品を載せて欧州と中央アジアに向かい、欧州から木材と粉ミルクを中国に持ち帰った。1月から2月にかけて中国欧州貨物列車は前年同期比で142.8%増加した。
長沙は継続的にビジネス環境を最適化し、実体経済への金融支援を拡大する。最近、長沙は「Battling Epidemic with Financial Measures(金融措置で感染症と戦う)」をテーマとする銀行と企業の間の会議を開催した。50の企業が14の銀行と48のプロジェクトを締結し、その額は502億人民元に上った。実用的な措置は企業と銀行の間の接続のためのプラットフォームを円滑にし、企業の喫緊の課題を解決した。不完全な統計によると、感染症の予防と管理の実施以来、長沙市内の銀行は約4000社の企業に対し1530億人民元の信用期間延長を行い、890億人民元を融資した。「Three Smart and One Self-control(3のスマートと1の自己制御)」(スマートデバイス、スマート・インターネット接続自動車、スマート端末、自己制御と情報セキュリティー)と22の優良産業チェーンの発展に重点を置く長沙は、より豊かでより強力、より便利な金融支援を実体経済に提供し、それは持続可能で高品質な長沙経済の発展を促進した。
地元の統計によれば、3月1日までの期間に長沙の指定規模以上の企業の98.3%が業務を再開し、全ての主要産業企業が業務を再開し、指定規模以上の外資系企業の87%が業務を再開し、主要プロジェクトのうちの全ての新規プロジェクトが始動し、未完のプロジェクトの94.3%が作業を再開した。
中国中央地域に位置する湖南省省都の長沙は、千年の歴史を持つ有名な文化都市である。Yangtze River Economic Zone(長江経済圏)の重要な都市で「工作機械の首都」や「China's Happiest Cities(中国の最も幸福な都市)」として称賛されている。
ソース:The Publicity Department of CPC Changsha Municipal Committee
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