【シンガポール2020年5月22日PR Newswire=共同通信JBN】
*衛星とデバイスの直接交信を可能にするオープンなハードウエアプラットフォーム構築が目的
*このイニシアチブによりSpaceChain Foundationの分散型ネットワーク・インフラストラクチャービジョンが推進され、インターネット・オブ・シングス(IoT)アプリケーションの新しい可能性が明らかに
SpaceChain Foundation( (リンク ») )は19日、すべての接続デバイス向けに実証されて安全なコンピューティングプラットフォームのイノベーターであるCore Semiconductor( (リンク ») )と契約し、投資したことを発表した。地上の衛星アンテナやサードパーティーネットワークを使用せずに、軌道上の衛星から直接、携帯電話や小型デバイスへのダウンリンクを提供することができる世界初のオープンソースのハードウエアプラットフォームを構築するのが狙いだ。
固有のセキュリティーが組み込まれているこの技術は、ブロックチェーン業界を念頭に設計されており、ブロックチェーンアプリケーションを世界のユーザー基盤にもたらす。
Core Semiconductorは、あらゆる携帯デバイス内に収まるほど小さなプラットフォームを設計している。コモデティーとしての価格帯で提供されるこのプラットフォームは料金的に手頃で、簡単に展開でき、企業や愛好家が取り入れるのに最適だ。この技術は毎分約1250バイトの低ビットレートのアプリケーション向けに設計されており、ブロックチェーンハッシュと暗号化された署名の検証に理想的だ。
SpaceChain Foundationの共同創設者兼最高技術責任者(CTO)のジェフ・ガルジック氏は「GPSは、世界をナビゲートするわれわれの方法を変革した低データレートのプロトコルであり、4000億米ドルを超える株式価値を生み出した。当社は新興のデジタルエコノミーにも同じことをしたいと考えている。堅ろうなマルチレイヤーのグローバル分散インフラストラクチャー上のデバイスに安全で直接のダウンリンクと位置機能を追加することで、ブロックチェーンは大規模に採用されるようになるだろう」と述べた。
ハードウエアプラットフォームはオープンソースのため、だれでもGitHub上で直接、設計のセキュリティーと正確性を自分で確認できる。一般の人には、 (リンク ») および (リンク ») でコードのチェックとテストをしてほしい。
Core Semiconductorの最高経営責任者(CEO)であるジェフ・ディオン氏は「われわれは次世代のオープンソースイノベーションの新しい可能性と機会を集団的に明らかにしているので、SpaceChainとの長期的なパートナーシップを楽しみにしている。このマイルストーンは、ニュー・スペースエコノミーのメリットをいかに解き放つことができるかを明確にしている」と述べた。
SpaceChain Foundationは、オープンソースのブロックチェーンハードウェアの将来を信じており、Core Semiconductorへの投資者である。このパートナーシップにより、アクセシビリティーと障害のないコラボレーションが可能になり、分散化されたスペースハードウエアとニュー・スペースエコノミーをサポートする多数の計画されたコンポーネントの始まりを示している。
▽SpaceChain Foundationについて
SpaceChain Foundationは、ニュー・スペースエコノミー向けの分散型インフラストラクチャーを育成する。宇宙技術とブロックチェーン技術を組み合わせることで、SpaceChain Foundationは宇宙アプリケーションの開発を容易にし、宇宙をよりアクセス可能にしている。詳細な情報は、www.spacechain.com (リンク ») を参照。
▽Core Semiconductorについて
Core Semiconductorは、すべての接続デバイス向けに、世界で初めて実証されて安全なオープンコンピューティング・プラットフォームの提供を目指すファブレスの半導体メーカーで、セキュリティーを実行するハードウェアを備えたエンドツーエンドのソリューションを作り出している。Core Semiconductorは、安全なデバイス技術へのアクセスを民主化することに専念している。われわれはプライバシーと通信・思想の自由に関する基本的な権利を保護し、デジタル世界とのあらゆる対話において信頼とセキュリティーが保証される未来を思い描いている。詳細な情報は、www.coresemi.io (リンク ») を参照。
ソース:SpaceChain Foundation
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