これは、従来ジーデップ・アドバンスがDockerモデルという名称で、G-Worksとは別の製品として販売していたモデルのコンセプトを統合し、ユーザーの好みに応じて、より使いやすく、簡単に用途の広がるシステムの追及を行ったものです。
OSはUbuntu 18.04 LTSを使用し、業界標準となっているDockerに加え、AI/HPCアプリケーションに適したSingularity、およびワークロードマネジメント用にSlurmをインストールしました。
また、NVIDIA社が提供するNVIDIA GPU Cloud(NGC)の内容を検索できるngcスクリプトも配置してありますので、コマンドラインから、利用可能なDocker Imageを簡単に探し出すことができ利便性を高めています。
Version 2.1における主なコンテナ関連ソフトウェア
●Ubuntu 18.04 LTS
●CUDA 10.1
●Docker CE 19.03.8
●NVIDIA Container Toolkit 1.0.5
●NGC script
●Singularity 3.5.3
●Slurm 19.05.6
G-Worksは、継続的にリリースされ、最新版から過去にさかのぼってGeneration 1.0まで、ユーザーがインターネットからインストールして使用できます。インストールには専用コマンド“gworksctl”を使用します。
ダウンロードが可能なマシンは、ジーデップ・アドバンスから正式にライセンスを受けたマシンのみに制限されます。
このことにより、Hybrid版ではOSネイティブなG-Worksと同様に、コンテナベース環境に関しても、継続して最新版へのアクセスが簡単にできるようになります。
OSネイティブな利用ができる「G-Works2.1」の最新状況は以下の通りです。
G-Works 2.1 for Ubuntu Linux 18.04 LTS and 16.04 LTS
GPU Library
CUDA-10.1(GPUサポート基本ライブラリ Turing GPU対応)
cuDNN-10.1-v7.6.5(Deep Learning用GPUライブラリ Tensor-core FP16対応)
nccl-2.6.4(マルチGPUサポートライブラリ)
Compute Capability
5.0, 5.2, 6.0, 6.1, 7.0, 7.2, 7.5(GPU計算機能世代サポート)
Python base
Python-3.7.7(Python言語環境)
Python modules
numpy-1.18.3(数値演算ライブラリ)
scipy-1.4.1(科学計算ライブラリ)
jupyter-core-4.6.3(iPython Web UI コア)
notebook-1.3.7(iPython Web UI)
spyder-4.1.2(iPython IDE)
nvidia-dali-0.21.0(NVIDIA画像前処理ライブラリ)
Deep Learning Framework
tensorflow-2.1.0(Google開発)
pytorch-1.5.0(Facebook開発)
chainer-6.7.0(Preferred Network開発)
Other Libraries
OpenCV-3.4.10(画像ファイル処理ライブラリ)
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株式会社ジーデップ・アドバンスは、「その仕事にアドバンテージを」コンセプトに、GPGPUをはじめとするアクセラレーターやオーバークロックワークステーション、ライブラリやコンパイラ、ソースコード解析から受託開発に至るまで、仕事や研究を加速するための手段を総合的に提供する総合システムインテグレーターであり、NVIDIA社パートナー認定制度「NPN(NVIDIA Partner Network)」の日本初のエリートパートナー及び、日本初のATP(Advanced Technology Partner)として活動しています。
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