2020年10月のモバイルマルウェアレビュー

株式会社Doctor Web Pacific

2020-11-25 09:00

2020年10月はAndroidデバイス上で検出された脅威の数は9月と比較して12.36%増加しました。マルウェア、不要なソフトウェア、リスクウェアの検出数はそれぞれ 9.08%、 6%、 197.24% と増加し、一方でアドウェアの検出数は 1.51% 減少しています。
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リスクウェアの検出数が3倍近く増加しているのは、ツール Tool.Obfuscapk.1 によって保護されたアプリが拡散されたことによるものです。このツールはAndroidアプリケーションのソースコードを難読化するためのものですが、正規の開発者のみでなく、トロイの木馬がアンチウイルスによって検出されないようにするためにマルウェア作成者によっても利用される可能性があります。

Google Playでは、 Android.FakeApp ファミリーに属するトロイの木馬が多数、Doctor Webのスペシャリストによって発見されました。これらトロイの木馬は税金の還付やさまざまな払戻しに関する情報を提供するためのソフトウェアを装って拡散されていました。その本当の機能は、被害者から個人情報と金銭を盗むためにスキャマーが使用する詐欺サイトをダウンロードするというものです。

Google Playで発見されたまた別のマルウェアは Android.HiddenAds.2314 と名付けられました。このトロイの木馬は迷惑な広告を表示させるよう設計され、画像編集ソフトウェアを装って拡散されていました。

詳細は以下をご覧ください。
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