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【東京2020年11月18日PR Newswire=共同通信JBN】
*Health2Sync血糖値管理アプリ搭載のFitbitデバイス着用は、ユーザーと医療提供者の双方が2型糖尿病の症状を抑え、より適切に管理するのに役立つことを臨床的に証明
*台湾での臨床研究の結果、参加者は身体活動レベルが上がり、HbA1C、空腹時血糖、LDL-Cが低下、血糖値測定頻度も上がり、患者の健康状態の改善がみられた
*Health2Sync患者管理プラットフォームにより、医療提供者は患者情報をシームレスに監視し、必要に応じてリモートで相談に対する助言ができるようになる
台湾と日本でナンバーワンの糖尿病管理アプリHealth2Syncは13日、FitbitウェアラブルデバイスとHealth2Sync患者管理プラットフォームを組み合わせることで、ユーザーが2型糖尿病(T2DM)の症状をより適切に管理できることを実証する台湾での臨床研究の結果を発表した。台湾を代表する4つの糖尿病クリニックで実施された研究(注1)で、参加者は、HbA1C、空腹時血糖、LDL-Cの低下、血糖測定頻度の上昇など主要指標の平均値が大幅に改善した。これは、糖尿病管理プロトコルとソリューションを搭載したFitbitウェアラブル使用の貴重な概念実証である。
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(写真説明:Fitbit Inspire HRをHealth2Syncアプリに自発的に接続することで、臨床研究参加者は、医師がHealth2Sync患者管理プラットフォームで患者情報をシームレスに監視し、必要に応じてリモートで相談に対する助言ができるようにした。)
研究結果:
*平均糖化ヘモグロビン(HbA1C)が0.33%減少、週に少なくとも150分の中強度から高強度の活動をした患者では平均HbA1C(注2)が0.66%減少
*平均空腹時血糖(BG)は10.92 mg/dL減少
*平均低密度リポタンパクコレステロール(LDL-C)は11.55 mg/dL減少
*一部の患者で体重が最大2キログラム減少
*一部の患者で中強度から高強度の活動の頻度が週に7.03回に増加
患者の同意を得て、Neng-Chun Diabetes Clinic、Da-Ya Chang-An Clinic、Yier Clinic、Banqiao Da-Jun Clinicと共同で2020年7月までの3カ月間にわたり実施された試験で、患者の担当医師はT2DMの参加者95人の進捗状況とライフスタイルの変化の追跡が可能になった。臨床研究開始に先立ち、4つのクリニックの医師は、開始時の血糖値検査に基づき参加する全患者のベンチマークを設定、臨床研究期間中は毎週、自己監視が行われた。
各参加者にはFitbit Inspire HR( (リンク ») )が提供され、参加者はFitbitウェアラブルデータをHealth2Sync糖尿病管理アプリに接続してプログラム全体の進捗状況を追跡することに自発的に同意した。各人のFitbitデバイスで作成された身体活動データは、HbA1c、BG、コレステロールレベルなど患者の他の健康指標が保存されているHealth2Syncアプリに集約された。これで医師は、Health2Sync患者管理プラットフォームで患者の情報をシームレスに監視し、必要に応じてリモートで相談に対する助言ができるようになった。
台湾のDa-Ya Chang-An ClinicのKuo-Liang Lu医師は「結果が全てを物語っている。一部の患者は体重が平均2キロ減少し、Da-Ya Chang-An clinicでの臨床研究参加者の空腹時BG値は3カ月で11.10 mg/dL 低下(注3)、大幅な健康改善につながった」と語った。
Neng-Chun Diabetes ClinicのNeng-Chu Yu医師は「2型糖尿病は、服薬の順守、活動の増加、食事の改善などライフスタイルを正すことで、血糖値管理を大幅に改善することができる。Health2SyncにFitbitデータが集約されたことで、患者の活動や自己監視データを簡単に表示でき、必要な忠告をしたり、患者のさらなる改善に役立つ指導を行うことができた」と語った。
糖尿病は慢性疾患で、管理を怠れば失明、腎不全、心臓発作、脳卒中、下肢切断などの合併症を引き起こす恐れがある(注4)。台湾の主要非感染性疾患の中でがんに次いで2番目に多い若年死の原因で(注5)、その有病率は個人や医療保険の支出増や労働生産性の低下といった経済的負担をもたらしている(注6)。
T2DMの総合的管理には、服薬の順守、運動、適切な食事などライフスタイルを変える必要がある。Fitbitウェアラブルデバイスや活動データとの一体化は、より健康的な行動を促し、参加者の健康転帰を改善する鍵になる。参加者は、Health2Syncアプリを介して毎週、エクササイズの注意喚起メッセージを受け取ることで、中強度から高強度の活動の頻度が週に7.03回に増えた。活動レベルの上昇は、患者の健康状態の改善に呼応していた。
Health2SyncのEd Deng最高経営責任者(CEO)は「臨床研究でこのような楽観的結果が得られたのはうれしい。FitbitウェアラブルデバイスとFitbitヘルスソリューションのイノベーションは、糖尿病の発症を減らすのか、患者が症状管理をしやすくするのかにかかわらず、糖尿病に対する世界的な取り組みで重要な役割を果たすと信じている。Fitbitとのパートナーシップのさらなる拡大を楽しみにしている」と語った。
FitbitのSteve Morley国際健康ソリューション担当副社長兼アジア太平洋地域事業部長は「研究参加者が示した行動の変化で、Fitbitがより健康的な習慣を採用するという人間が本来持っている意欲を増幅するというわれわれの信念は強まった。これは、ライフスタイル要因が非常に大きな役割を果たす2型糖尿病のような症状に対処する際、大きな違いを生む可能性がある。Health2Syncが患者や医療提供者に重要指標追跡のために提供するシームレス体験と組み合わせることで、2型糖尿病のような症状の管理をより簡単かつ便利にする強力なソリューションが生まれた」と語った。
FitbitとHealth2Syncは昨年9月、(ユーザーの同意を得た上で)Fitbitの健康、睡眠、フィットネス・ウェアラブルデータのHealth2Syncアプリへの集約で協力、日本と台湾のHealth2Syncユーザー52万人をサポートし、2型糖尿病などの症状をより適切に管理できるようにした。この新たなプラットフォームにより、Fitbitアカウントを持つユーザーは、心拍数、睡眠、身体活動や、最新の血糖値が正常範囲の上、範囲内、下かを示すHealth2Syncの測定値などFitbitデバイス(注7)のウェアラブルデータの共有に同意するオプションが付いたアプリ内ダッシュボードにアクセスすることができる。
(注1)研究は、18-60歳の95人の参加者を対象に行われた
(注2)HbA1cとは糖化ヘモグロビンのことである。HbA1c値が高い糖尿病患者は、糖尿病関連の合併症を発症するリスクが高くなる
(注3)Da-Ya Chang-An clinicの研究参加者の平均空腹時血糖値は11.10 mg/dL減少、研究平均は10.92 mg/dLだった
(注4)"Diabetes" World Health Organization, 2020. (リンク »)
(注5)IC Chen., Yu NC. "A Decade of Diabetes Care in Taiwan." Diabetes research and clinical practice. U.S. National Library of Medicine, 2014. (リンク »)
(注6)Wong LC., Tsai CY., Chou HK., Tsai MT., Tsai WH., Chou.P., and Shen ST. "Healthcare costs associated with progressive diabetic retinopathy among National Health Insurance enrollees in Taiwan, 2000-2004." BMC Health Services Research, May 26, 2010. (リンク »)
(注7)Fitbit Sense、Fitbit Versa 3、Fitbit Charge 4、Fitbit Inspire 2などを含む
▽Health2Syncについて
Health2Syncは、糖尿病患者向けモバイルアプリ、クラウドベース分析、医療提供者向けクラウドプラットフォームで構成されるデジタルエンゲージメントプラットフォームを提供することにより、糖尿病管理を拡大している。スマート分析アルゴリズムが、記録された生体測定および行動データに基づき、個別の教育、指導をユーザーに提供する。クラウドプラットフォームにより、医療提供者は分析データを通じて患者の症状を容易に管理できる。
Health2Syncは、(中国を除く)アジアで最大の糖尿病管理プラットフォームで、ユーザーの転帰改善に役立つことが証明されている。Health2Syncは、製薬会社、民間の支払者、公的支払者などのパートナーをサポートし、糖尿病患者に革新的サービスを提供してきた。Health2Syncは2017、2018、2019年にHealthlineによって世界のトップ10糖尿病アプリに選ばれた。
ソース:Health2Sync
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(写真説明:Fitbit Inspire HRをHealth2Syncアプリに自発的に接続することで、臨床研究参加者は、医師がHealth2Sync患者管理プラットフォームで患者情報をシームレスに監視し、必要に応じてリモートで相談に対する助言ができるようにした)
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