大学通信から中学・高校のニュースリリースをお送りします。
桐蔭学園中等教育学校は、教育の3本柱のひとつである探究授業(授業名「未来への扉」)として「15歳のグローバルチャレンジ」を始動します。生徒は3人~4人のグループである国の大使となり、学年末の模擬国連会議に向けて1年間かけて諸問題の解決に取り組みます。世界大会7年連続出場を誇る模擬国連部での活動をベースとした日本初の試みで、グローバルな視座を獲得するプログラムです。
このたび、桐蔭学園中等教育学校では、2021年4月に探究授業(3年生対象)として「15歳のグローバルチャレンジ」を始動します。
「15歳のグローバルチャレンジ」とは、世界のさまざまな国の立場から、より良い世界を作るために世界が団結して取り組むことを考えるという授業です。模擬国連の活動を日常の授業として行う、日本初の試みです。3年次の「未来への扉」(探究)授業(週1回)はすべて「15歳のグローバルチャレンジ」となり、1年間かけて生徒たちはグローバルな視点で授業に取り組みます。
まず、生徒は3人~4人のグループとなり、ある国の担当になります(学年全体で70か国)。生徒たちは割り当てられた国の地理的な特徴、文化や歴史などを調べて理解を深め、担当国の「国民」に変身します。
そのうえで、その国が抱える政治的な問題、国内、国外の諸問題を調べていきます。自国が困っている問題を解決するためには、どのような国と協力する必要があるのか、どうして問題解決が進まないのかを深く考え、年度末の「模擬国連会議」につなげていく授業です。この「模擬国連会議」で、与えられた問題の「全会一致の決議」を目指すのです。
模擬国連会議では、参加者一人一人が国連に派遣された一国の政府代表・全権大使となりきって議論を行います。各国の大使は自国の国益を守りつつ、より良い世界の実現を目指して議論をします。
会議を通して、今までとは違った視点から物事を考える柔軟性や、ものごとの分析力や論理的思考力、交渉力、英語力の向上も期待できます。
【桐蔭学園中等教育学校 模擬国連部に関する情報】
模擬国連部は、発足したのは2007年と学園の中でも歴史の浅い部の一つですが、2021年3月現在、7回の優勝(最優秀大使賞獲得)、世界大会出場は7年連続11回目を誇り、日本全国の高等学校・中等教育学校の中でいずれも最多となっています。特に、2015年に行われた世界大会では、ついに優秀賞(世界第2位)の栄冠を獲得しています。
また、模擬国連部は、過去6年間の東京大学の学校推薦型選抜(旧推薦入試)に4名の合格者を輩出しています。模擬国連部の活動を通して身につけた深い教養が、大学そして社会に出てから大きく花開いています。
模擬国連とは、実際に発生している国際問題を国連会議の形式で討論し、各国の立場を踏まえながら問題解決の方法を探るという活動です。この活動を通して、プレゼンテーション能力・国際問題への問題意識の向上、多角的な視野の獲得を狙っています。
【4月~7月の授業予定】※授業予定は学校行事等の都合により変更される場合があります
1. 4/15(木) 14:10~
○模擬国連会議について学ぶ(ガイダンス)
2. 4/22(木) 14:10~
○担当国の基本情報の調べ方
3. 5/6(木) 14:10~
○担当国の魅力をPRするプレゼン資料を作成する(1) 作成1回目
4. 5/13(木) 14:10~
○担当国の魅力をPRするプレゼン資料を作成する(2) 作成2回目
5. 5/20(木) 14:10~
○担当国の魅力をPRするプレゼン資料を作成する(3) 鑑賞1回目
6. 5/27(木) 14:10~
○担当国の魅力をPRするプレゼン資料を作成する(4) 鑑賞2回目
7. 6/3(木) 14:10~
○担当国が抱える問題点を調べ、世界全体で解決したい議題を1つ設定する(1)
8. 6/10(木) 14:10~
○担当国が抱える問題点を調べ、世界全体で解決したい議題を1つ設定する(2)
9. 6/17(木) 14:10~
○担当国が扱いたい議題案をプレゼンするための資料を作成する(1)
10. 6/24(木) 14:10~
○担当国が扱いたい議題案をプレゼンするための資料を作成する(2)
11. 7/1(木) 14:10~
○資料をもとに投票
→投票で1・2位を決定し、年度末の会議に向けて議題解説書を作成(模擬国連部)
【連載・15歳のGC】「15歳のグローバルチャレンジ」授業レポート第1回 担当国が決定!
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