【ドバイ(アラブ首長国連邦)2021年5月20日PR Newswire=共同通信JBN】ドバイ最高エネルギー評議会議長でExpo 2020 Dubai(2020年ドバイ博覧会)上級委員会委員長のアハマド・ビン・サイド・マクトム(Sheikh Ahmed bin Saeed Al Maktoum)殿下は、ドバイのムハンマド・ビン・ラシド・マクトム・ソーラーパークで、再生可能エネルギー先導者としてのドバイの新たな業績となるグリーン水素プロジェクトを始動させた。Dubai Electricity and Water Authority(DEWA、ドバイ電力水道公団)、Expo 2020 Dubai、シーメンス・エナジーと共同で実施されるこのプロジェクトは、中東・北アフリカで初の太陽光エネルギーによるグリーン水素生産施設である。
DEWAのSaeed Mohammed Al Tayerマネジングディレクター兼最高経営責任者(CEO)は「このパイロット事業を通じて、DEWAは太陽光エネルギーによるグリーン水素の生産、貯蔵、再電気化の実証を目指す。これは、再生可能エネルギーの生産を、即時の活用と長期貯蔵の両方の目的に調整できるシステムである。プラントは将来の実用と潜在的なモビリティー・産業利用を含む多様な水素利用の試験的プラットフォームとして役立つように構築されている。DEWAはすでに、水素利用に向けた多くの調査、事業戦略、可能性のある工程表に加え、近い将来に実施可能な水素を利用するグリーンモビリティーの試験的プロジェクトを探究し、開発してきた」と語った。
Expo 2020 Dubai事務局長のReem bint Ibrahim Al Hashemy国際協力担当国務相は「Expo 2020はすべての関係者を祝福する。この革新的プロジェクトは地球が直面する最大の課題の一部に取り組むさらに多くの創造的なソリューションを刺激すると信じている。われわれは5カ月足らずで、こうした画期的な共同事業を祝い、UAEの持続可能な開発目標へのコミットメントを紹介し、Expo開催の現場と6カ月を超えた有望な影響を与える有意義な遺産を生み出すだろう」と述べた。
シーメンス・エナジーの社長兼CEOのChristian Bruch博士は「この画期的なグリーン水素プロジェクトは、革新的な新しいクリーンエネルギー・ソリューションを推進し、世界的な気候変動の実在する脅威に取り組む上で、パートナーシップの重要性を際立たせている。中東・北アフリカでグリーン水素を生産する初の工業規模の施設として、エネルギー変革の重要なマイルストーンである」と述べた。
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ソース:Dubai Electricity and Water Authority (DEWA)
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