● スイッチヘッドのラインアップ拡大で幅広い利用シーンに対応
● オプション装着できるビジュアルフィードバック(受信確認)ユニットを追加発売
エネルギーマネジメントおよびオートメーションにおけるデジタルトランスフォーメーションのリーダーであるシュナイダーエレクトリックは、今年リニューアル発売した無線スイッチのラインアップに追加して、スイッチの電波が受信機に届いたかどうかを手元で確認できるビジュアルフィードバックオプション「ZBRV1」の提供を6月14日より開始いたします。
無線スイッチは、ボタンが押される力を電力に変換することで、微弱電波による無線通信を行うことができる配線レス・バッテリーレスなスイッチデバイスで、遠隔操作やレイアウト変更が多い現場、可動部への取り付けなど、柔軟な現場構築が必要となるシーンに貢献します。シュナイダーエレクトリックは、2010年に世界で初めてこの無線スイッチを製品化して以来、10年以上製造業向けの無線スイッチを販売してきたノウハウを活かして、今年本製品のラインアップを大幅リニューアルし、今回のビジュアルフィードバックオプション追加により、更に幅広い利用シーンへの対応を目指しました。
柔軟な現場構築を実現する無線スイッチ
近年、DXが進む製造工場やプラントなどの現場環境においては、省人化が大きなテーマとなっています。無線スイッチは、限られたワークロードでより効率的な生産を行うために、無線技術によって生産現場の遠隔操作を実現する製品です。配線コストの80%をセーブし、電池交換などのメンテナンスコストを大幅に削減します。
本製品は、特に段取り替えの多い現場などで、以下のようなアプリケーションにて多数の利用を見込んでいます。
1.呼び出しアクション
2.シンプルな機械の遠隔操作
3.可動車からのドア開閉、AGVの呼び出し操作
新機能 ビジュアルフィードバックユニットZBRV1*1 について
今回発売開始するビジュアルフィードバックユニットオプションZBRV1は、スイッチ送信機に装着して使用します。ユニットをはめ込むだけで作業は完結し、面倒な設定は一切不要です。
▼ビジュアルフィードバックユニット 取付・動作イメージ動画
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*1 オプションのビジュアルフィードバックユニットにはボタン電池を使用しています。1週間で100回程度の押下の想定で10年程度の寿命を想定(50000回)
無線スイッチ製品リニューアルの主なポイント
● コンパクトボディと軽い操作性: 従来品の1/3サイズの薄型設計を実現。スイッチのタッチも軽くなり、従来品の1/2以下(10N)の弱い力でも押せるよう改良。
● 幅広い環境に対応: 動作周囲温度 -40~70℃*2に対応。また、2.4GHz帯のZigBeeを採用しているため、国を選ばず世界中で同じスイッチを搭載可能。(従来製品とも完全互換)
● 豊富な新機能: オプションユニットで搭載できる新機能として、ビジュアルフィードバック機能、チャンネル切り替え機能を追加。スイッチヘッドを光らせることで信号の受信確認ができるビジュアルフィードバックユニット機能は、フィードバック時に光るヘッド部分のライトも、高い視認性を実現。
● 幅広い選択肢から選べるハイスペックな受信機・送信機: 受信機は、最大32または60の複数スイッチを接続でき、出力種類の選択肢も、2chリレー、4ch PNP、イーサネット、シリアルから選択可能。特にイーサネットに対応することで、情報をPLC以外にも伝えられるため、クラウドでの監視など用途が格段に広がります。また、送信機のヘッドは、通常タイプの他、きのこ型、トグル、多点、セレクターなどバリエーション豊富。総計140種類のヘッドを追加発売。
● 高いコストパフォーマンス: 試験利用や使い切りにも採用しやすい価格を実現。
*2 ビジュアルフィードバックユニット使用時の動作周囲温度は-25~40℃となります。
参考:無線スイッチのシステム構成
その他、製品についての詳細はWebサイトをご覧ください。
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Schneider Electricについて
シュナイダーエレクトリックは、あらゆる人がエネルギーや資源を最大限活用することを可能にし、世界の進歩と持続可能性を同時に実現することを目指しています。私たちはこれを「Life Is On」と表現しています。
私たちの使命は、持続可能性と効率性を実現するためのデジタルパートナーになることです。
世界をリードするプロセス技術やエネルギー技術と、エンドポイントとクラウドをつなぐ製品、制御機器、ソフトウェアやサービスとを、ライフサイクル全体を通して統合し、その統合された管理を住宅、ビル、データセンター、インフラストラクチャ、各種産業に展開することでデジタルトランスフォーメーションを推進します。
私たちは、最もローカルなグローバル企業です。社会にとって意義深い目的を持ち、多様な意見を取り入れ自ら行動するという価値観を持って、オープンスタンダードとパートナーシップエコシステムの拡大に尽力します。
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