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【海口(中国)2021年6月16日新華社=共同通信JBN】水/粘土比を調整し、粘土をこねて形にする-数えきれないほど練習されてきた技能によって陶器が形になり始める。海南省昌江の県レベルの継承者代表Huang Yuyingさんは6月12日、リー族式陶器の技能を披露したセッションの合間に「リー族式陶器8個を売りました」と話した。
Huang Yuyingさんが技能を実演した2021年の第1回Nanshan Intangible Cultural Heritage Festival(南山無形文化遺産フェスティバル)は、無形文化遺産志向アクティビティーの1つで、中国唯一の自由貿易港である海南自由貿易港でCultural and Natural Heritage Day(文化・自然遺産の日)を祝福した。
Hainan Bureau of Tourism and Culture(海南観光文化局)は「intangible cultural heritage of people and for people(市民の、市民のための無形文化遺産)」のテーマをめぐって、海口市、三亜市、五指山市、定安県、保亭(リー族ミャオ族自治)県の展示場を中心に、省内で100近いアクティビティーを展開した。変化に富んだ文化イベントによって、住民、ツーリスト、社会全体が無形文化遺産の保存、関連R&D(研究開発)の成果の恩恵を受けている。
この日は三亜のNanshan Intangible Cultural Heritage Festivalに加え、Hainan Intangible Cultural Heritage Shopping Festival(海南無形文化遺産ショッピングフェスティバル)が海口の展示場で開催された。この「ライブ放送プロモーション+オフラインフェア」は約80万人の参加者を引き付けた。五指山の展示場は無形文化遺産の技能実演に焦点を当て、100人近い無形文化遺産の継承者代表が彼らの技を紹介した。定安の展示場は有名な地元芸人を招待し、海南歌劇、人形芝居、ダン州民謡、その他の保存を要する無形文化遺産リストに入っているものを含む伝統的な音楽、歌劇をオーディエンスに披露した。保亭の展示場は無形文化遺産学習用のカリキュラム編成コンペ、無形文化遺産学習などのアクティビティー用ツアー設定コンペが行われ「無形文化遺産+研究+観光」が現代生活と統合できる方法を探った。
海南の無形文化遺産継承R&Dの進展をフォローする住民やツーリストは、海南が無形文化遺産を市民の日常生活に近づけ、豊かな文化遺産を若者に紹介する総合的対策を取ってきたことが分かるだろう。花瓶、茶器、食器など無形文化遺産の工芸品と創造的文化製品の多くは、無形文化遺産の特性を明白に具体化しているばかりか、アート作品、実用的物体としての特性も見せている。省レベルの貝殻彫刻の継承者代表Zhou Renciさんは、ここ2、3年、専門学校と協力して無形文化遺産技能のトレーニングコースを開設しているとし、人類の知恵を盛り込んだ文化遺産プログラムがより多くの若者に学習され、受け入れられることを望むと話した。
ソース:The 1st Nanshan Intangible Cultural Heritage Festival in 2021
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写真説明:会場で編み物と刺しゅうをするコンペ参加者
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