Parallel WirelessがスリランカのAxiata Dialogと協力し、x86商用オフザシェルフサーバーとNFVi使用による最初で唯一の2G、4G Open RAN試験を発表

Parallel Wireless

From: 共同通信PRワイヤー

2021-06-28 15:06

AsiaNet 90319 (1458)

【ナシュア(米ニューハンプシャー州)2021年6月28日PR Newswire=共同通信JBN】
世界をリードする全G対応でクラウドネイティブのOpen RANソリューションを提供する米国本拠のOpen RAN企業Parallel Wireless, Inc.( (リンク ») )は、東南アジアと南アジアにおけるAxiata Group Berhadのデジタル通信事業者にO-RANネットワークを提供し、2Gと4G両方のブロードバンド接続を実現する戦略パートナーとして同グループから選ばれたことを発表した。

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マレーシアに本社を置くAxaitaはアジア有数のモバイルネットワークオペレーター(MNO)で、2024年までに次世代のデジタル優良企業になるというビジョンをもってデジタル通信事業者やデジタル事業を運営している。マレーシア(Celcom)、インドネシア(XL)、スリランカ(Dialog)、バングラデシュ(Robi)、カンボジア(Smart)、ネパール(Ncell)のデジタル通信事業者を通し、Axiataは約1億5700万人の顧客にサービスを提供しながら、1800 MHzスペクトルの同じ無線を利用して2Gと4Gの無線ブロードバンド接続を提供する準備を進めており、最先端テクノロジーを使って音声とデータのサービスを提供する。

この試験はCovid-19の制約下にあることから、Parallel Wireless Open RANソリューションの計画、設計、試運転、統合、試験、最適化をリモートで実行して既存のインフラに置き換えるというユニークなものだった。4Gおよび2G技術を搭載した単一の無線ユニットがベースバンドを備えたSuperMicro(NASDAQ: SMCI)インテル(NASDAQ: INTC)x86 COTS(商用オフザシェルフ)プラットフォームにインストールされ、他の一元化されたアプリケーションはAxiataの既存オープンスタック・クラウドインフラにインストールされた。3セクター、4セクター、そして6セクターの各フィールド試験は完璧で、商用トラフィックを伝送して既存のものと同等の質の高いネットワーク性能を実証した。Axiataは2021年第4四半期の商用展開を目指している。

Parallel WirelessはOpen RANネットワークを展開する専門知識を持つことに加え、費用対効果の高いソリューションを実現するためにサプライヤーの広範なエコシステムと提携していく。Parallel Wirelessはベンダーのクラス最高のエコシステムと提携することにより、より低コストで質の高いハードウエア、展開におけるアジリティー、革新的なサービスを提供することができる。当社のパートナーは以下を含む:

*Giga Tera CommunicationsやComba Telecommunications(「Comba Telecom」または「グループ」、香港証券コード:2342)といったパートナーのスタンドアロンOpen RAN無線。1800 MHzスペクトルの同じ無線から2Gと4Gのサービスを提供している。

*SuperMicroが提供する最先端サーバー。

Parallel Wirelessと提携して取り組むことにより、Axiataは同グループの無線ネットワークを拡大、成長させ、以下の方法でアジア全域の顧客に次世代のデジタルサービスを提供することができる。

*Parallel Wirelessの高性能な分散型アーキテクチャーをベースにしたO-RANでクラウドネイティブな世界クラスのOpen RANネットワークソリューションを構築。

*NFVi Open RANコントローラーの展開でオープンスタック・クラウドインフラストラクチャ―を利用。

*RAN自動化を導入することで、地理的に分散した場所全体のサービスアジリティーを向上し、総所有コスト(TCO)を低減する。

Axiataの技術担当執行副社長であるThomas Hundt氏は「われわれはOpen RANを約束している。今回の試験は、Open RANソリューションはCOTSとクラウドインフラストラクチャーで展開可能であり、それと同時に主要業績評価指標(KPI)も満たすことが証明された。これにより、われわれはアジアの事業展開地全体で、とりわけ現在、ニーズが満たされていない市場にカバレッジを拡大し、2Gと4Gブロードバンドサービスの顧客体験を拡大、強化することができる」と述べた。

Parallel WirelessのKeith Johnson社長は「当社はAxiataと提携し、既存のベンダー機器を当社の最先端Open RANソリューションで置き換え、スリランカと他のAxiata関連企業で2Gと4Gブロードバンドサービスを実現することについて光栄に思っている。当社は試験の成功に興奮しており、2021年の商用展開を楽しみにしている」と述べた。

▽Parallel Wirelessについて
Parallel Wirelessは、ソフトウエアには世界が驚くようなチャンスをもたらす力があると信じている。当社は、ワイヤレスネットワークの構築、運用方法を根底から覆している。当社は、顧客の導入経済性を変えるため、ハードウエア、ソフトウエア、クラウドの連携の仕方を再検討している。当社の全G対応(2G、3G、4G、5G)O-RAN準拠ソフトウエアプラットフォームは、オープンで安全かつインテリジェントなRANアーキテクチャーを形成、全ての人が好きな時、場所、方法で接続できる無線コネクティビティーを提供する。当社は世界的なMNOと協力して展開しており、74を超える業界賞を受賞している。当社の事業の中心にいるのは、イノベーション、コラボレーション、開放性、顧客の成功を重視する再検討者(Reimaginers)チームである。より詳しい情報はwww.parallelwireless.com (リンク ») ( (リンク ») )を参照。

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▽Axiataについて
Axiataは2024年までに「次世代のデジタル優良企業」になるというビジョンを追求するアジア有数の大手通信事業グループとして、モバイル資産ポートフォリオを専業とする持ち株事業体から、デジタル通信事業、デジタル事業、デジタルインフラストラクチャーに重点を置いた3つの中核戦略が主導する企業へと自己変革を果たした。

Axiataは東南アジア諸国連合(ASEAN)と南アジアにおいて、マレーシアの「Celcom」、インドネシアの「XL」、スリランカの「Dialog」、バングラデシュの「Robi」、カンボジアの「Smart」、ネパールの「Ncell」など、この地域の市場をリードするモバイルおよび固定電話事業者の企業支配権を保有している。Axiataは同社のモバイル中心の経営をデジタルを中心とした企業に変革する取り組みを積極的に先導している。

Axiataのデジタルサービス部門であるAxiata Digitalは、Digital Financial Service(「Boost」、「Aspirasi」)とDigital Analytics & AI(「ADA」)と呼ばれる2つのデジタル事業分野に力を入れている。

同グループのインフラストラクチャー企業である「edotco」は8カ国で事業を展開して通信インフラサービスを提供し、約3万2800のタワーを保有している。同社は現在、世界16位の独立系タワー企業であり、地域トップの通信タワー企業の1つになることを目指し、責任を担いながら持続可能な事業の運営に尽力している。

同グループは献身的かつ長期的な投資家として、その持続可能な目標に従って、若手人材の開発、災害への対応と復旧、環境に配慮した取り組みを活発にサポート・推進している。Axiataは、より広い目標である「Advancing Asia(アジアを前進させる)」を掲げ、イノベーション、コネクティビティー、人材の面で地域最高のものをつなぎ合わせることを目指している。

ソース:Parallel Wireless

▽問い合わせ先
Susan Layne
slayne@parallelwireless.com

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