経済産業省による「DXレポート」が2018年にリリースされてから3年が経ち、多くのエンタープライズ企業が社内にDX推進室などの部署を設置し、テクノロジーを活用し、既存のビジネスプロセスの改善、新たな事業創造などの活動が活発になっています。また、このような取り組みの中では、自社でIT人材を抱える「内製化」がキーワードとなっています。
一方で、デジタルトランスフォーメーションを実現するために必要となるIT人材は情報処理推進機構(IPA)が発刊している「IT人材白書」によると年々不足感が高まっています。
また、2021年4月22日に発表された「デジタル時代のスキル変革等に関する調査」では、IT人材の量と質ともに大幅に不足しているというレポートがなされ、DXを推進する上で、高いレベルの人材を獲得することが難しくなっている状況です。
ブロックチェーンや人工知能・機械学習などのような最先端の技術を活用するというアイデアを実現するための、いわゆる「高度IT人材」と呼ばれる人材の不足感は高まっていくばかりです。
このように、DXを推進するための内製化組織を作ろうとしても、肝心の人材が獲得できずに推進が滞ってしまうといった課題が多くのエンタープライズ企業に存在しています。
2. TaaSの日本国内での提供
日本国内唯一のTopcoderプレミアパートナーであるTC3は、日本国内における上記のような課題を解決するために、TC3が提唱するギグ・エコノミーとの共創によるアジャイル開発プロセスである、GigAgileサービスの一部として、Talent as a Service(TaaS)を提供致します。
GigAgileサービスでは、スクラムのプロジェクト運営手法を取り入れています。スクラムで必要とされている、サービス提供のために必要なフルスタックエンジニア集団を確保するためにTaaSを活用致します。また、データサイエンスプロジェクトにおいては、機械学習モデル開発、データ準備時のシミュレーション、データの加工スクリプト開発など様々な領域でTopcoderの高度なスキルを活用し、プロジェクトを進行いたします。
3.Talent as a Service(TaaS)の特徴
Topcoderは、2001年に競技プログラミングのプラットフォームとして設立され、データサイエンティスト、ソフトウェア開発、デザイナーなど160万人以上のエンジニアが登録する、クラウドソーシングプラットフォームです。
Talent as a Service(TaaS)は、従来からTopcoderが提供するコンテスト形式での成果物獲得とは別のサービスとして提供されています。コミュニティに参加するトップレベルのタレントへアクセスでき、短期間でのオンデマンドな契約ができることが特徴です。
<主な特徴>
・トップタレント:Topcoderコミュニティに所属する会員トップ 数%のタレントへのアクセス
・早期アサインメント:募集開始から1−2週間程度でのアサインメント決定
・オンデマンド:初期最小1ヶ月、その後1週間毎の契約
また、ソフトウェア開発のみならず、データサイエンス関連のプロジェクトにおいても、TaaSはご利用いただけます。
従来から提供するのコンテスト形式での成果獲得サービスとの違いについてはページからご確認ください。
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4.サポートコメント
本発表に関して、Topcoder マーケティング部門 ヴァイスプレジデント クリントン・ボナー氏よりサポートコメントを頂戴しております。
「TC3は卓越したパートナーです。日本市場に新しい人材へのアクセス手法を認知させることにより、デジタルスキル枯渇の危機を緩和することができると確信しています。TC3はTopcoderのプラットフォームを活用してきた知識や経験を、エンタープライズ企業のお客様に対して提供することができます。TopcoderのTalent as a Serviceを提供することにより、TC3は日本市場においてオンデマンドなIT人材の活用を加速する唯一のポジションにいると言えます」
5. TaaSのご活用に関するご相談
TaaSに関するTopcoder社の事例を含む資料をTC3ウェブサイトで配布しております。ぜひご一読いただき、ご興味ある方はお問い合わせください。
資料ダウンロードはこちら: (リンク »)
このプレスリリースの付帯情報
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