■ 教材の仕組み
子どもがMakeCode(メイクコード)でプログラミングしたmicro:bit(マイクロビット)と「Kagabit_IoT」に差し込まれたmicro:bit(マイクロビット)が無線通信し、「Kagabit_IoT」にてWiFiに変換し、「Tello」へコマンドによる通信を実施することで、コントロールを実現しました。
■体験の様子
開発に先行して、金沢市、氷見市で実施されたFAPが企画・運営または協力をするイベントにて、「Kagabit:IoT」の試作機を使用し、micro:bitをプログラミングし、ドローンの操作を実施するワークショップを実施。これまでにのべ200人以上の小学生が体験しました。
■今後の展開として
今後はFAPが企画・運営・協力をするプログラミングワークショップなどで、参加した子供たちのフィードバックを得て、ブラッシュアップを図り、テクノアルタエンジンと共同で、マニュアルと「Kagabit_IoT」をセットにした教材の製品化をし、小・中学校の授業やクラブ活動などでの使用を目指していく予定です。
※1 Kagabit_IoTについて
合同会社テクノアルタエンジンが開発したmicro:bit(マイクロビット)を使用して、WiFi通信が可能となる基板です。難しい言語の知識がなくとも誰でも簡単に、IoTプログラミングが楽しめます。
・販売:スイッチサイエンス (リンク »)
・サポートページ: (リンク »)
※2 micro:bit(マイクロビット)について
イギリスのBBC(英国放送協会)が主体となって作った教育向けマイコンボードです。
英国では11歳~12歳の子供全員に無償で配布されており、授業の中で活用が進んでいます。 日本でも、プログラミング必修化をきっかけに学校での導入が進んでいます。
※3 Tello(テロ)について
Tello はドローンのプログラミング飛行の第一歩が体験できるトイドローンで、世界No.1シェアのドローンメーカー DJI が手掛ける最もコンパクトなドローンです。手軽に操作ができるので、学習用に使用されることもあります。
※4 ビジュアルプログラミングについて
PCの画面上にあるブロックやアイコンなどのオブジェクトを操作して感覚的にプログラミングできる言語。テキスト記述するのではなく、オブジェクトを操作してプログラミングできるので、初心者にもより簡単にプログラミングできるというメリットがあります。
代表的なプログラミングツールとしては、Scratch(スクラッチ)があります。
■一般社団法人FAPについて
一般社団法人FAP(エフ・エー・ピー 代表理事:浅岡正教)は、学校の授業やプログラミングスクールで学ぶ前の子供たちに「テクノロジーに触れる楽しさ」を伝えています。2017年から石川県?沢市を中?に全国で活動をしています。主にイベント企画や運営・アドバイス・プログラミング機材貸出やオリジナル教材開発などを?っています。また、2021年10月からは金沢市の金沢ビーンズにてプログラミングスクール「ふれて!あそんで!まなべる!プログラミングクラブ」を毎月第1・第3土曜日に開講を予定。
・ホームページ: (リンク »)
■合同会社テクノアルタエンジンについて
合同会社テクノアルタエンジン(所在地:石川県加賀市、代表社員/下口 容秀)は、石川県加賀市を拠点とし、簡単な試作基板から量産基板、ファームウェアやアプリの製作を行っています。
・ホームページ: (リンク »)
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。