Illumioが独自調査結果を発表、2022年にゼロトラスト戦略の普及が進むことを明らかに

illumio

From: PR TIMES

2022-02-03 13:47

調査対象者の3分の2が2022年にゼロトラスト関連予算を増やし、予算の3分の1以上をマイクロセグメンテーション関連に配分することが判明

ゼロトラスト・セグメンテーションの先駆者として市場をリードするIllumio(本社:米国カリフォルニア州、読み方:イルミオ、 (リンク ») )は本日、Forrester Consultingに依頼して実施した調査の調査結果を発表しました。本調査では、新型コロナウイルスによるパンデミックと継続的なデジタルトランスフォーメーション関連の取り組みによってもたらされたリモート時代をより適切に乗り切るために、組織が2022年に予定しているゼロトラスト戦略に関する調査結果をまとめています。

組織はいまだ加速する変化に対応できていない
2021年9月、Forresterは、北米、欧州、中東・アフリカ(EMEA)、アジア太平洋(APAC)地域の大企業に所属する意思決定者を対象とした調査を実施しました。本調査から、75%以上のリーダーが、増大するセキュリティ脅威との戦いにおけるゼロトラストの重要性を挙げたことが明らかになりました。また、組織は重要な取り組みのスピードにいまだ追い付いておらず(回答者の60%以上が、急激に進むクラウドトランスフォーメーションやクラウドへの移行に対応できていなかったと回答)、現在のハイブリッドな環境にうまく適応するために、ゼロトラストとマイクロセグメンテーションへの注目を高めています。さらに、次のようなセキュリティリーダーの考えも明らかになりました。


先進的なゼロトラスト・プログラムは組織に明確なメリットをもたらす:組織のアジリティの強化(52%)、安全なクラウド移行(50%)、デジタルトランスフォーメーションのサポート(48%)などのメリットが挙げられました。
ゼロトラストは今後も拡大し続ける:78%の企業が、2022年中にゼロトラスト・セキュリティ・オペレーションの強化を予定しています。
ゼロトラスト・テクノロジーを導入することで新興のセキュリティ問題に対処することはできるが、大多数の企業はまだ導入の初期段階にある:ゼロトラスト・ソリューションの導入を開始している企業は36%にすぎず、現在までにゼロトラスト関連プロジェクトを完遂している企業はわずか6%にとどまります。


専門知識の不足や関係者の賛同を得られないことが、実現を一層難しくさせている
現代のセキュリティリーダーは、マイクロセグメンテーションがゼロトラストを大規模に達成するための中心技術であることを認識しています。実際、73%のビジネスリーダーは、マイクロセグメンテーションとゼロトラスト・ネットワーク・アーキテクチャ(ZTNA)をゼロトラスト戦略における「重要な技術的基盤」と捉えています。

しかし、マイクロセグメンテーションの重要性を認識しているにもかかわらず、その実装は進んでいません。マイクロセグメンテーションが適切に実装されることを妨げている最大の要因は、従業員の専門知識不足(約3分の2が、マイクロセグメンテーションを最適な方法で実装する時間、専門知識、スキルが担当チームに不足していると回答)と、ゼロトラスト・マイクロセグメンテーションを適切に試験運用する方法がわからないこと(44%のリーダーが、ゼロトラスト・テクノロジーの価値を実証し、さらなる投資を促すための重要な手順である試験運用において、自組織にとって最適な方法の特定およびデザインするための支援が必要であると回答)にあります。さらに、セキュリティリーダーはマイクロセグメンテーションの価値を理解しているものの、その付加価値を組織内の関係者に向けて適切に説明することができないことが多いようです。

マイクロセグメンテーションの効率的な実装方法に関する知識は不足しているものの、62%の組織がデータセンターのファイアウォールとソフトウェア定義ネットワーク(SDN)の活用を試みましたが、導入に時間がかかりすぎると回答しています。さらに53%がコストがかかりすぎると回答し、50%がこのアプローチでは規模の拡大が図れないと回答しています。

IllumioのCTO(最高技術責任者)兼共同創設者であるPJキルナー(PJ Kirner)は次のように述べています。「脅威が進化し、より壊滅的な侵害が発生している今、ゼロトラスト戦略の導入がかつてないほど急務となっています。マイクロセグメンテーションは一度に完全実装しなければならないものではなく、組織はゼロトラスト体制に向けて一歩ずつ歩んでいくことができます。まずは、インフラ内の相互接続ルートやインターネットにつながる経路を伝って発生し得るリスクを可視化することから始めましょう。そのうえで、データ侵害を想定し、危険な経路を遮断するセキュリティ制御システムを構築し、安全を確保してください。このような段階的アプローチで、リスクの低減やサイバーレジリエンスの向上に向けてセキュリティ体制を強化していくことができます。」

ゼロトラストの普及と投資の拡大が予想される
今後1年間で、組織のゼロトラストおよびマイクロセグメンテーションへの投資は拡大する見込みです。回答者の3分の2が、予算を確保する難しさを報告しながらも、2022年のゼロトラスト予算を増やす予定であると回答しており、総予算の36%がマイクロセグメンテーション関連のプロジェクトに配分される見込みです。

本調査の結果、セキュリティリーダーは、クラウドやデータセンターのトランスフォーメーションの促進(68%)、新たなビジネスモデルや運用モデルへの対応強化(63%)など、組織が新しいビジネス環境で成功するためには不可欠なさまざまな分野で、マイクロセグメンテーションに期待していることが明らかになりました。

本調査資料(英語)は、こちら( (リンク ») )からダウンロードできます。


調査方法
2021年9月、IllumioはForrester Consultingにゼロトラスト戦略とマイクロセグメンテーションの現状に関する調査を依頼しました。本プレスリリースの最終所見は、Forresterが2021年8月から9月にかけ、北米、EMEA、APACのセキュリティ戦略の意思決定者(経営陣、バイスプレジデント、ディレクター)362名を対象に実施したオンライン調査の結果に基づいています。

Illumioについて
Illumioは、ゼロトラスト・セグメンテーションの先駆者として市場をリードしています。サイバー被害に発展する前に侵害を封じ込め、ゼロトラストのセキュリティモデル専用に設計された実証済みのセグメンテーション技術を用いて、企業や組織の基幹業務アプリケーションと貴重なデジタル資産を保護します。Illumioのランサムウェア対策やセグメンテーションソリューションは、クラウドネイティブアプリ、ハイブリッド/マルチクラウド環境、データセンター、エンドポイントに至るまで横断的にリスクを可視化し、攻撃を隔離してデータを保護することで、世界中の大手企業や組織のサイバーレジリエンス強化と、リスク低減を支援しています。

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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