東京大学とベネッセの共同研究プロジェクトの調査では、新型コロナウィルス感染拡大に伴う学校生活や学習習慣の乱れにより、「勉強のやる気がわかない」と答える小・中学生が3年連続で増加し続けていること、また、学習意欲の低下した子どもたちのやる気向上には、学習の中で「わかるようになった」「楽しくなった」「深く考えるようになった」という経験が大切なことがわかりました。
この調査結果をふまえて、進研ゼミは、小・中学生(11歳以上対象)の学習専用に独自に開発した「VR studyゴーグル」を使いながら学習する「ハイリコム学習」をスタートします。特に学習内容が大きく変わり、子どもの苦手ができやすい中学校に進学するタイミングに役立ててほしいという想いから、まずは小学6年生向けの<進研ゼミ中学準備講座>より、この新しい学習法の提供を開始します。中学校で学習内容が難しくなる「宇宙」や「英文法」など、実際には見えない抽象的な単元や難しいルールも、子どもたちが“なりきって学ぶ・体感で覚える”をテーマにVRコンテンツで学習することにより、”楽しみながら考え、もっと理解できる”ことを目指します。
”勉強が好きなキミ、はじまる”キャンペーンでは今後も、人気コンテンツとタイアップした教材や新サービスなど、子どもたちの学習意欲向上を応援する取り組みを行ってまいります。
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VRゴーグルで”なりきって学ぶ・体感で覚える”『ハイリコム学習』
■対象 小学校6年生 <進研ゼミ中学準備講座・ハイブリッドスタイル>受講会員 対象学年は随時拡大予定
■時期 2022年12月25日コンテンツ配信開始予定。
受講費内で「VR studyゴーグル」およびアプリを提供。
※「進研ゼミ中学講座」4月号の教材カラーを登録した方に、1月号で先行お届け。
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■内容 英語・理科の学習から提供開始、順次単元拡大予定。
■詳細 chu.benesse.co.jp/lp/hairikomu/
※一般体験用コンテンツを公開しています。
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「進研ゼミ」教材責任者 成島 由美からのコメント
調査にもあるように、新型コロナウィルス感染拡大の影響から、学習のペースが乱れ、孤立化や学習意欲低下の課題を抱える子どもたちが多くいます。しかしその学習意欲低下を子どもたちのせいにせず、私たちがいまある技術を駆使し、難しい時代を生き抜く子どもたちに学ぶ楽しさ、わかる楽しさを届けたいと思っています。
ここ数年で環境的には様々な技術選択肢が加わりました。これまでの紙やタブレットだけでなく、スマートフォンをベースに新しい映像技術、教具(VRゴーグル)を用いて、紙や2次元写真で理解しにくい重要単元を理解させる挑戦をすることで、意欲向上、理解の助けになりたいと考えています。
<参考情報>
東京大学との共同研究プロジェクト 「子どもの生活と学びに関する親子調査2021
学習意欲のわかない生徒が3か年で9.2pt増えている。
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「わかるようになった」「楽しくなった」「深く考えるようになった」ことが要因で学習意欲が向上することが明らかに
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※東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所 共同研究プロジェクト 「子どもの生活と学びに関する親子調査2021」より
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小・中学生の学習意欲向上を応援する2023年度の進研ゼミの取り組みについて
「ハイリコム学習」をはじめとしたサービス拡充と、「勉強が好きなキミ、はじまる。キャンペーン」による子どもたちへの学習意欲向上の応援に取り組みます。一人ひとりの学習データを基に、”まなびアドバイザー”が学びの伴走を行う「チャレンジサポート電話」の新サービス開始や、人気コンテンツとタイアップした教材提供など、ご好評いただいている「デジタル学習」×「人の指導」を進化させ、全国のお子さまが、自ら学び、力を伸ばす学習法を提供してまいります。
進研ゼミ中学準備講座について (リンク »)
「進研ゼミ中学講座」は1972年の開講以来、会員数は2,700万人以上(※1)、中学生の利用者数No.1(※2)の家庭学習サービスです。その「進研ゼミ中学講座」が、中学校のスタートでつまずかないためのポイントをおさえて、小学校6年間の総復習と中学校の授業の先取りを、入学前のたった3ヵ月間で完了できるように開発した特別講座が「進研ゼミ中学準備講座」です。
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※1)1972年~2021年の各年の4月会員数(中1~中3)の合計人数
※2)塾・予備校・通信教育の学習法において中学生 利用者数 No.1
個人で申し込んで2022年4月に利用した学校・参考書・問題集以外の学習法において、中学生の利用率を調査。文部科学省「令和3年度学校基本調査」の生徒数を用い利用者数を推計。比較した事業者は矢野経済研究所「2021年版教育産業白書」をもとに選定。(調査委託先:(株)マクロミル、中学生の保護者7,472名が回答、インターネット調査で2022/5/26~31実施)
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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