「寒いと売れるものランキング」を発表! 日本酒をおさえて1位はあのお酒

株式会社True Data

From: PR TIMES

2022-10-20 20:40

~購買データと気象データを掛け合わせ、アルコール飲料、化粧品など5分類の「寒さと購買の関係性」を調査~

株式会社True Data(トゥルーデータ/本社:東京都港区、代表取締役社長:米倉 裕之)は、「寒いと売れるものランキング」※を発表します。このランキングは気温が低下するほど売り上げが伸びる傾向にある商品カテゴリを調査し、気温の低下と購買金額の関係性(相関係数)の強さをランキングで示したものです。調査カテゴリはアルコール飲料、菓子、調味料、化粧品、日用雑貨の5分類とし、分類によりドラッグストアまたは、食品スーパーマーケットの購買データを使用しました。
アルコール飲料のなかで気温の低下と最も関係性が強かったのは、本格焼酎といわれる「焼酎(乙類)」でした。調査の結果、同じアルコール飲料であっても、カテゴリによって気温との関係性に強弱があることが分かりました。このように購買データと気象データを掛け合わせてみることで、売り場展開や商品開発、マーケティングなどに役立つ示唆を得ることができます。



※「寒いと売れるものランキング」 
・このランキングは当社の流通気象コンサルタント(気象予報士)常盤勝美が監修しました。購買と気象のデータを用いて相関係数を算出し、関係性の強さをランキングに表しました。
・購買データはドラッグストア、食品スーパーマーケットにおける、日本最大級6,000万人規模の購買情報をもとに統計化した週別の購買金額、気象データは当該週の最低気温週平均を使用しています。
・相関係数は「-0.5以下」の場合、気温の低下と関係性が強いと言われています。気温が下がれば売り上げが上がる、という逆相関のため、マイナスの値が大きいほどランキング上位となります。

■「寒いと売れるものランキング」<食品部門>

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アルコール飲料のランキング1位は、本格焼酎といわれる「焼酎(乙類)」でした。「焼酎(乙類)」はお湯割り、ストレートなどで飲むことが多いため、寒さとの相関がほぼ見られない焼酎(甲類)と比べ、関係性が強く現れています。続いて「合成清酒」(1.8リットルの紙パックに入った日本酒など)、「果実酒」(ワインなど)がランクインしました。


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菓子のランキング1位は、温かいお茶と相性のよい「米菓」(せんべい、柿の種など)でしたが、2位以下には「チョコレート」、「半生菓子」、「ビスケット・クッキー」などの甘い菓子がランクインしています。当社の流通気象コンサルタント 常盤によると寒い季節は体がカロリーを蓄えようとするため、甘い物が好まれる傾向があるとのことです。



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気温の低下にともない、煮物や鍋などを食べる機会が増えるため、調味料のランキング1位は「粉末・顆粒・固形・パックだし」、3位は「めんつゆ・ラーメンスープ・鍋つゆ・白だし」でした。2位の「低カロリー甘味料」も相関係数が-0.66と、強い関係性が現れています。


■寒いと売れるものランキング <日用品部門>

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化粧品のランキング1位は、相関係数が-0.92と、気温との関係性が強い「男性用スキンクリーム・ミルク」でした。気温の低下とともに湿度も下がるため、男性は、肌の乾燥を実感した時に「男性用スキンクリーム・ミルク」を買い求める傾向にあるようです。その他「ハンドクリーム」、「ボディローション・クリーム」、「フェイスクリーム」などがランクインし、肌を保湿する商品と気温との関係性が強く現れました。
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今回発表した分類の中で最も寒さと関連が強いカテゴリは、日用雑貨ランキング1位の「入浴剤」でした。気温が低下すると、湯ぶねに入る機会が増えるため-0.96と高い数値を示しました。関連する商品として「バス用洗剤」も相関係数-0.80と関係性が強く、6位にランクインしています。寒さで血行が悪くなるためか、「肩こり・腰痛ケア用品・用具」、「血圧計」も気温との強い関係性が現れました。

【データ概要】
・数値…小数点以下第三位を四捨五入
・データ集計期間…2020年9月7日~2022年9月4日
・データ抽出日…2022年9月17日
・食品部門は食品スーパーマーケット、日用品部門はドラッグストアの購買データを基に作成
・盆休みや年末年始など、気象と関係ない行事などで購買金額が急増するデータを含んでいる場合があります。そのため、相関係数の値が低く抑えられている可能性があります

データ出典:True Data
全国ドラッグストア、食品スーパーマーケットのPOSデータをもとに統計化した購買データで集計しています。データには店舗・個人を特定する情報は含まれていません。
※プレスリリース掲載の数値はデータ抽出日時点のものです


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流通気象コンサルタント(気象予報士) 常盤 勝美
神奈川県小田原市生まれ。大学で気候学、気象学を専攻した後、20年以上にわたり民間気象情報会社にて、コンビエンスストア、スーパーマーケット、食品メーカーなどに対してウェザーマーチャンダイジングの指導などを行う。2018年より株式会社True Dataで、流通気象サービスを推進している。ダイヤモンド・チェーンストア オンラインにて「常盤勝美の実践ウェザーMD」連載中。

【会社概要】
社名    : 株式会社True Data (トゥルーデータ)
代表者   : 代表取締役社長 米倉 裕之
所在地   : 〒105-0012 東京都港区芝大門1-10-11 芝大門センタービル 4階
設立    : 2000年10月10日
上場市場  : 東京証券取引所 グロース [証券コード 4416]
URL    : (リンク »)
お問い合わせ: (リンク »)

~事業内容~
全国の消費者購買データを扱うビッグデータプラットフォームを運営。POS/ID-POSなど消費者データ分析や購買行動分析ソリューションを小売業、消費財メーカー等に開発・提供。データマーケティング支援。

※当社のデータについて
株式会社True Dataが設計、運用する、全国のドラッグストア、スーパーマーケットなどの消費者購買情報を統計化した標準データベース。全国延べ6,000万人規模の購買情報から構成され、性別、年代情報をカバーしています。

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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