第24回 全国高校生・留学生作文コンクール2022 表彰式を開催

拓殖大学

From: Digital PR Platform

2022-11-15 20:05




拓殖大学では毎年、全国の高校生、外国人留学生を対象に「作文コンクール」を実施している。これは、明治から大正にかけて日本が国際社会に登場していく上で重要な足跡を残した第三代学長・後藤新平、第二代学監・新渡戸稲造の精神を受け継ぎ、「国際協力」「国際理解」「社会貢献」の重要性を広く伝え、グローバルに活躍できる人材の育成を目的に開催しているもの。




 10月30日(日)に拓殖大学文京キャンパス後藤新平・新渡戸稲造記念講堂にて第24回全国高校生・留学生作文コンクール(主催:拓殖大学 拓殖大学後援会)の表彰式が行われ、全国より多くの入賞者が参加した。
 24回目を迎えた今回のコンクールは「新しい時代のボーダーレス」をテーマとして、全国から1,778編の作品が寄せられ、厳正な審査の結果、各部門の入賞作品が決定。高校生の部、「後藤新平賞(最優秀賞)」には柳川樹希さん(拓殖大学第一高等学校2年)の「Over the borders」、全国の高校や日本語学校、大学別科で日本語を学ぶ外国人留学生を対象とする留学生の部では、フィリピン出身のボビエル・トレーシー・レインさん(東京都 日本外国語専門学校)の「ボーダーレス社会の狭間にいる私」が「新渡戸稲造賞(最優秀賞)」に選出された。
 
 後藤新平賞を受賞した柳川樹希さんは受賞記念スピーチのなかで、自身のボーダーについての意見を述べ、無数のボーダーを互いに認め合い境界を越えて寄り添える社会にしたいと力強く語った。
 また、新渡戸稲造賞を受賞したボビエル・トレーシー・レインさんは、望まぬ形で日本へ移住した際に感じた様々な葛藤を通して、自身と同じ境遇の方々に「一人ではない」とメッセージを送った。

 甲斐信好審査委員長(拓殖大学副学長)からは、入賞作品の多くは、本当のボーダーは自分の心の中に存在していること、ボーダーが存在していたとしても相手に寄り添うことが大切であると述べている点が共通していたと講評があった。

第24回 全国高校生・留学生作文コンクール 概要
(1)応募期間 2022年7月1日(金)~9月7日(水)
(2)テーマ  「新しい時代のボーダーレス」
(3)応募総数 1,778編

※各賞受賞者の氏名・学校等は拓殖大学ホームページをご覧ください
  (リンク »)

▼本件に関する問い合わせ先
拓殖大学 広報室
TEL:03-3947-7160
メール:web_pub@ofc.takushoku-u.ac.jp


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