堺市と学校法人近畿大学(所在地:大阪府東大阪市 理事長:世耕 弘成)は、相互の連携強化を図り、イノベーションに挑戦し続け、それぞれの成長・発展に寄与するため、以下のとおり包括連携協定を締結しました。
日時 :令和4年12月11日(日)午前11時~午前11時20分
場所 :近畿大学医学部・近畿大学病院 移転予定地(堺市南区三原台1丁2番)
出席者:堺市長 永藤 英機
学校法人近畿大学 理事長 世耕 弘成
近畿大学副学長・医学部長 松村 到
近畿大学病院長 東田 有智
社会連携推進センター長 伊藤 哲夫
社会連携推進センター事務部長 南 孝之介 ほか
【協定締結に至った背景】
令和2年8月に学校法人近畿大学より、近畿大学医学部・近畿大学病院の本市への移転を機に本市の一層の発展に向け、幅広い分野で継続して連携した取組を実施したいとの申し出をいただきました。特に医学部および病院と連携した「健康増進」に加え、「産業振興」分野での産学連携による新技術開発や新事業創出、「スマートシティ」分野における新サービスの提供等、イノベーション創出に重点を置いた連携について協議が整いましたので今回の包括連携協定を締結する運びとなりました。
【連携内容】
(1)健康増進に関すること
(2)産業振興に関すること
(3)スマートシティに関すること
(4)子育て、教育、人材育成に関すること
(5)堺の都市魅力創造・発信に関すること
(6)社会課題の解決に向けた連携に関すること
(7)その他前条の目的に沿い両者が必要と認める事項
※ 堺市と学校法人近畿大学との包括連携協定の詳細については、堺市ホームページ【近畿大学との取組】をご覧ください。
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【永藤市長のコメント】
本日、学校法人近畿大学と堺市との包括連携協定の締結式を、近畿大学医学部・近畿大学病院が開設されるこの場所で開催できることを大変嬉しく思います。
堺市では、市政運営の大方針である「堺市基本計画2025」にめざす都市像として「未来を創るイノベーティブ都市」を掲げています。近畿大学は次々と新しい挑戦をしており、今回の協定は堺市にとっても取組を大きく後押しいただけるものと期待しています。
医学部と病院が開設される泉北ニュータウンはまちびらきから55年を経過し、時代の移り代わりとともに様々な課題がある一方、今も自然が豊かで良質な住環境や都心部へのアクセスの良さがあり大変魅力的な地域です。本年6月には、地域課題を先進技術などで解決する「SENBOKUスマートシティコンソーシアム」が設立され、近畿大学にもアドバイザー会員として協力をいただいています。
今回の協定において、地域住民の健康寿命の延伸や次世代ヘルスケア産業をはじめとした企業誘致、スタートアップの育成支援など堺市内の様々な場所や分野で連携・協力することにより、ともに未来志向での発展、成長をめざします。
【世耕理事長のコメント】
学校法人近畿大学として、堺市と包括連携協定の締結に至りましたことを大変嬉しく思います。この協定により令和7年に予定している近畿大学医学部・近畿大学病院の堺市への移転も成功するよう進めます。
近畿大学は「実学教育」を建学の精神とする総合大学であり、世の中の役に立つ大学になることを目標としています。堺市との連携により地域住民の健康医療情報と近畿大学の知見を組み合わせ、地域全体の健康水準を上げるプロジェクトに取り組みます。また、近畿大学では現在、起業支援も積極的に進めており、医学だけでなく工学、薬学、農学など近畿大学が持つ様々な研究シーズとのマッチングにより、堺市から多くのスタートアップを生み出します。さらに今年開設した情報学部のノウハウを生かしたスマートシティの実現にも貢献します。
堺市と近畿大学が連携することにより堺市と近畿大学の発展はもちろん何よりも地域の皆様が健康で幸せな人生を送ることができるよう、三方良しの関係を構築します。
【関連リンク】
近畿大学
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医学部
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近畿大学病院
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社会連携推進センター
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