2022年4月発売のPayPayほけん「熱中症お見舞い金」での実績を評価いただき、この度の新商品である「インフルエンザお見舞い金」にも拡大利用となりました。従来業務でAI-OCRの対象としていた診療明細書・領収書・本人確認書類に加え、今回新たに調剤明細書の読み取りを開始しました。
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アイアル少短によるプラットフォーム利用概要
スマートOCR診療明細書を導入することで、下記2点を実現しました。
1. お客様のご請求後、最短でご請求日当日に保険金をお支払い
2. 査定担当者の目視作業からデジタル化による効率化・標準化
具体的には、キャッシュレス決済サービス「PayPay」アプリ内の「PayPayほけん」専用商品として発売した「インフルエンザお見舞い金」※を対象に、アイアル少短が新たに採用したクラウドCRMと連携した給付金の支払査定フローにおいて、スマートOCR診療明細書が活用されます。
アイアル少短では、本取り組みにて、保険金の支払査定フローの効率化を目指しました。スマートOCR診療明細書は、本取り組みのインプットデータとして重要になる、被保険者様がスマホよりアップロードする診療明細書・調剤明細書・領収証・本人確認書類をテキストデータ化し、作業をデジタル化することを実現しました。これにより、お客様のご請求後、最短でご請求日当日に、保険金をお支払いすることが可能となります。
また、従来は保険査定担当者が診療明細書・調剤明細書・領収証・本人確認書類等を目で見て確認する作業を、スマートOCRにより即座にデジタル化し後続の業務システムにAPI連携することで、圧倒的な標準化・効率化が実現可能となります。
※住友生命リリース 業界初の「インフルエンザお見舞い金保険」を開発(2023年1月11日配信)
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お生命保険給付金支払いプラットフォームとは・・・?
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お客様本位の業務運営に基づく給付金支払の期間短縮を目指し、事務効率化、AI による学習効果、開発コストの削減という生命保険会社からのニーズをとらえ、2020年に構想を掲げ、2021年より提供開始したサービスです。
本プラットフォームでは、
1.給付金支払判定に必要な「診療明細書」「調剤明細書」「領収書」をテキスト化するAI-OCR
2.OCR後テキストを解析の上、手術や薬剤等へコード化するソリューション
3.治療目的病名に紐づく支払判定自動化を実現するルールエンジン
4.個社環境へ簡易に連携を図れる周辺ソリューション
を組み合わせることができます。
企業の状況に合わせて、必要なソリューションを選択・導入することで、柔軟に利用開始でき、保険会社支払担当者の入力・チェックなどの事務負荷を大幅に軽減することができます。
今後は業務開始した参画会社からの学習データを集めて各社横断でのAI-OCRの精度向上・改善を行っていくとともに、順次本エコシステム参画希望の保険会社・少額短期保険会社やサポート企業の拡大を予定しております。
用語解説
・OCR(Optical Character Recognition)
光学式文字読み取り装置。印刷物などの文字を、光を当てることで読み取り、テキストデータに変換する仕組み。これまで人間が手作業で行ってきた仕事を、機械やソフトウェアなどに代行してもらうことにより、業務の大部分における自動化や効率化を図る取り組み。
会社概要
■株式会社アイリックコーポレーション( (リンク ») )
(東京証券取引所 グロース市場:証券コード 7325)
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*「日本初の来店型乗合保険ショップチェーン※」
※店舗数11店舗以上または年商10億円以上をチェーン店と定義
東京商工リサーチ調べ(2018年6月)
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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