神戸女学院大学(兵庫県西宮市)の学生らが開発した梅スイーツ「梅花の歌」が、2月4日(土)から西宮市の和食店「甘味茶寮 和雅家」で販売される。これは、同大の「地域創りリーダー養成プログラム」の活動の一環として取り組んだもの。同大の立地する西宮市門戸厄神東光寺周辺の地域資源である梅を活用し、梅酒を漬けた後の実を再利用するためスイーツを企画、開発した。販売される梅スイーツは、和風と洋風の2種類で1セット(715円(税込み))。
神戸女学院大学では、全学の学生を対象に企画運営力を磨く実践型の特色プログラムとして「地域創りリーダー養成プログラム」を開講している。同プログラムは2年次後期から4年次前期の2年間、学生主体でともに協力して地域の課題を見つけ、解決策を探り、実行にうつすというもの。カリキュラムは、「地域活性化論」「NPOマネジメント論」「地域活性化総合実習」「プレゼンテーション演習」から構成され、地域で活躍しているゲスト講師による講義を通じて地域の課題や取り組みを理解し、組織づくりのノウハウやプレゼンテーション力を身につける。また、実際に地域社会の人々を対象としたイベントを企画、実施することで地域社会のリーダーシップや発信力などを磨くため、学部学科の枠を越えた学びとなっている。
こうした同プログラムの取り組みの一環として2017年度から、有志の学生が地域や企業と連携して梅酒「こいうめ」を企画・開発し、西宮市内を中心に販売。好評を得てきたが、その中で「梅酒を漬けたあとの梅の実を捨てるのがもったいない」という課題があった。
同プログラムで検討した結果、再利用策として梅を使ったスイーツを開発することとなり、地元企業の協力のもと2019年度から開発に取り組んできた。
コロナ禍で中断されながらも商品化に至り、2月4日(土)から西宮市の和食店「甘味茶寮 和雅家」で「梅花の歌(うめのはなのうた)」として販売されることとなった。
同商品は、和風と洋風の2種類で1セット。和風のものはサザエ食品の看板商品である北海道道小豆の自家製あんをベースに、食感を出すための求肥とくるみ、中央に梅酒風味のあるあんを組み合わせた。また、洋風のものはパンナコッタをベースに食感として砕いたアーモンド、チョコチップを加え、梅酒のジャムを混ぜ込んだ生クリームや梅酒のジャムをかけることで梅の酸味を引き出している。
◆商品概要
【商品名】
梅花の歌(うめのはなのうた)
【販売開始日】
令和5年2月4日(土)
【販売場所】
株式会社サザエ食品西宮本店 甘味茶寮 和雅家
兵庫県西宮市上大市4-17-18
【販売時間】
14:00~17:00(喫茶時間のみ)
【価 格】
715円(税込み)
<工夫したポイント>
・ナッツやチョコを入れてカリカリ感、求肥を使ってもちっとした食感を出す
→飽きがなくいろんな食感を楽しむことができる!
・クリームやあんこの甘さを調整
→梅の風味を強調!
・パンナコッタを固めにする
→食べやすく、最中のサクっと感も残る!
(参考リンク)
○15期生門戸班が開発に関わった梅スイーツが販売されます
(リンク »)
○地域創りリーダー養成プログラム
(リンク »)
▼本件に関する問い合わせ先
神戸女学院大学 入学センター・広報室
三枝(サエグサ)、安野(ヤスノ)
住所:〒662-8505 兵庫県西宮市岡田山4-1
TEL:0798-51-8585
FAX:0798-51-8583
メール:koho@mail.kobe-c.ac.jp
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