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当社は、私たちの身近に潜むサイバーリスクの脅威とそれを防ぐサイバーセキュリティの重要性に関する啓発活動の一環として、サイバーセキュリティについて楽しく学べる学習ドリル 「うんこドリル サイバーセキュリティ supported by TOSHIBA」(※1)(以下、本ドリル)を株式会社文響社と共同で制作し、本日、当社Webサイトに公開しました。併せて本ドリルを冊子化し、子どもたちのセキュリティ意識の向上に向け、各地の公立小学校に寄贈する予定です。
近年、世界的にデジタルトランスフォーメーションが一気に進展し、不審なメールによる情報漏えい被害や個人情報の流出など、私たちの生活を脅かすサイバー攻撃が加速度的に増加しています。FBIによると、サイバー犯罪の件数と被害額は過去5年間増加を続け、2021の年間被害額は69億ドルとなりました(※2)。また、国内でも「ランサムウェアによる被害」が3年連続で組織の脅威1位(※3)になるなど事業に影響を及ぼすサイバー攻撃が後を絶ちません。こうした攻撃から情報や身を守るためにサイバーセキュリティの重要性がかつてないほど叫ばれています。本ドリルは、身近に迫るサイバー攻撃とそれを守るサイバーセキュリティの世界を、子どもたちに自分事化してもらえるよう身近なテーマを採用し、うんこ先生による特別授業としてサイバーセキュリティの必要性の理解を深めます。また、サイバー攻撃から社会を守る「正義のハッカー(ホワイトハッカー)」を紹介し、セキュリティ業界の役割と重要性を訴求しています。
日本政府は、サイバーセキュリティに関する普及啓発強化のため、2月1日から3月18日までを「サイバーセキュリティ月間」と定め、サイバーセキュリティに関するさまざまな取り組みを集中的に行っています。当社グループは本取り組みに賛同し、2月を当社グループのサイバーセキュリティ月間と定めています。本月間において、子どもたちが、インターネット社会における安全と安心の実現のため正義のハッカーが日々戦っていること、またサイバー攻撃に対して自ら身を守ることの重要性と方法を楽しく学び、デジタル時代におけるセキュリティの在り方について考えるきっかけになってほしいという思いから、本ドリルを制作しました。
当社グループは、見えざる脅威から社会を守るため、グループ一丸となってサイバーセキュリティ体制を構築し、社内ITインフラの監視・検知の強化はもちろんのこと、お客さまへ提供する製品・システム・サービスに対するセキュリティ品質の確保や、量子暗号通信システムをはじめとする次世代のセキュアな通信技術の提供など、セキュリティ強化活動に積極的に取り組んでいます。当社グループは、本ドリルを通じて、子どもたちのセキュリティ意識の向上に寄与し、サイバー攻撃の脅威から子どもたちを守り、安全・安心なインターネット社会の実現に取り組んでまいります。
■うんこドリル サイバーセキュリティ ※2024年2月14日まで公開予定
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■東芝サイバーセキュリティ ウェブサイト
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※1うんこドリル:株式会社文響社が17年3月から刊行している子供向け学習ドリル。子どもたちが口にするだけで楽しくなってしまう魔法の言葉「うんこ」をキーワードに学びのハードルを下げ、楽しみながら学べる学習ドリル。19年にはウェブ上のプラットフォーム「うんこ学園」を設立。20年からは様々な企業や行政機関、自治体などとタイアップした多様なテーマの啓発ドリルや、冊子、ウェブアプリ、動画なども展開。
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※2:FBI "Internet Crime Report 2021"
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※3:IPA(情報処理推進機構) 情報セキュリティ10大脅威 2023
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