世界初*となるABSサイバーセーフティ認証を舶用エンジン遠隔制御システムで取得

ナブテスコ株式会社

From: PR TIMES

2023-03-04 20:40

ナブテスコ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:木村和正)の舶用カンパニーは、舶用エンジン遠隔制御システム(M-800シリーズ)において、船舶の公的検査・認証機関であるアメリカ船級協会(American Bureau of Shipping、以下ABS)から船舶へのサイバー攻撃に対する保護を目的としたサイバーセーフティ認証を2023年1月に取得いたしました。舶用機器におけるABSのサイバーセーフティ認証取得は当社が世界初となります。



近年、舶用業界では自律運航船をはじめとした高度な制御技術を有する船舶の開発が進んでいます。一方、船舶を標的としたサイバー攻撃は多発しており、舶用機器におけるサイバーセキュリティ対策の重要性は増してきています。当社の舶用エンジン遠隔制御システムは、船舶の主推進機関(エンジン)および主推進装置(プロペラ)を船橋や制御室から遠隔操縦する装置であり、サイバーセキュリティの確保は航行の安全性を高めるため不可欠な要件です。

当社はその重要性を早期に認識し、認証取得に向け取り組んだ結果、世界初の本認証取得となりました。今後は、各国の船級協会の連合機関である国際船級協会連合(International Association of Classification Societies)の要件を充足していくと同時に、サイバーセキュリティを担保することで可能となる自律運航技術の開発や、環境保全に対応する新製品の提供によって、船舶の省人力化、環境負荷低減にも貢献してまいります。
                                                 以上
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*ABSによるサイバーセーフティ認証は世界初  (リンク »)

【ナブテスコについて】  (リンク »)

2003 年に帝人製機株式会社と株式会社ナブコの統合により誕生。独創的なモーションコントロール技術で、生産現場の自動化や陸海空の安全・安心・快適な移動を支える機械コンポーネントメーカー。
1950 年から舶用機器事業を開始し、主力製品である舶用エンジンの遠隔制御システムでは国内シェア約50%、世界シェア約40%を有する。この他に補助推進器制御装置や、電子制御ガバナシステム、電子制御エンジン向けに電子制御油圧バルブなどを提供している。生産拠点の兵庫県神戸市、韓国:釜山市、中国:上海市に加え、シンガポール・オランダにサービス拠点を持つ。

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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