京都ノートルダム女子大学(学長:中村久美、所在地:京都府京都市左京区) は、お茶の水女子大学(学長:佐々木 泰子、所在地:東京都文京区)と文理融合データサイエンス教育に関する覚書を締結いたしました。文理融合データサイエンス教育の普及に資するための事業(以下「データサイエンス教育事業」という。)を円滑に実施するため、京都ノートルダム女子大学では2023年度から、お茶の水女子大学の教材を活用したデータサイエンス教育を開始します。
お茶の水女子大学は既に日本女子大学・東京女子大学・東京家政学院大学と同様の覚書を交わしており、京都ノートルダム女子大学は4大学目、関西の大学では初の締結となります。
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【本件のポイント】
1.京都ノートルダム女子大学は1991年から30年にわたって文系の学生に求められる情報教育を展開
2.お茶の水女子大学は文理融合AI・データサイエンスセンターを発足、文理融合型のデータサイエンス教育において先駆的な取り組みを進めている
3.近年目覚ましい発展を見せるデータサイエンスや人工知能、情報通信技術などのテクノロジーに対応するための人材育成を目的とした「文理融合データサイエンス教育」を促進するための覚書を両大学間で締結(関西の大学初)
【本件の概要】
―締結の背景―
近年、データサイエンスや人工知能、情報通信技術などのテクノロジーは加速度的に発展し、あらゆる産業や社会インフラ、また日常生活に大きな影響を与え始めています。多くの学問分野でも、これらに対応する教育を充実させていく必要があります。特に国立大学においては、データサイエンスを中心とした教育の整備が進んでおり、お茶の水女子大学は文部科学省の推進する「数理及びデータサイエンスに係る教育強化」の協力校(拠点校6大学、協力校20大学)になるとともに、学内に文理融合AI・データサイエンスセンターを発足させ、主に文理融合型のデータサイエンス教育において先駆的な取り組みを進めています。
また、京都ノートルダム女子大学は1991年にコンピューターセンターを開設するなど、長年にわたって情報教育に取り組んでおり、2020年度に「小規模女子大学における『ブレンド型授業モデル』の創出」事業が文部科学省の「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」に採択、2021年度に『情報活用力プログラム』が「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度」に関西の女子大で唯一認定されました。2023年度からは4学科が連携する学士課程「社会情報課程」を設置するなど、いわゆる文系の学生に求められるデータサイエンスの力を育成しています。
今回、両大学が協力体制を構築するデータサイエンス教育事業は、これからのデジタル社会で活躍する女性を育成することをねらいとし、十分な意欲・能力のあると認められた学生が、双方の大学における教育研究に触れる機会を創出すること、及び、双方の教員が交流する機会をもち、データサイエンス教育事業について共通認識を深めることをその趣旨としています。
今回の覚書締結を機に、両大学ではSociety5.0に対応する教育・研究環境を円滑かつ効率的に整備し、データサイエンス教育を強化してまいります。
―教材の活用―
京都ノートルダム女子大学では2023年度からお茶の水女子大学の教材を活用したデータサイエンス教育を展開します。すでに共通教育として実施している『情報活用力プログラム』内の「AIとデータサイエンス入門」の授業で使っていくのに加え、2023年度以降に開始する社会情報課程の基礎科目「AIとデータサイエンス」、「プログラミング実践」などの科目で利用する予定です。
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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