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REVORN、においの異常を判定できる新サービス「異常検知AI」を開始。
これまで、人間の鼻で嗅ぐことでしか判断がつかなかった「異常」が、センサーでにおいを測るだけで簡単に判別できるようになります。人間が判断することによる安定性の課題や、指標化の困難さ、専門人材の育成に悩む方々への画期的なアプローチです。
香り×AI×DXで「においの“なんとなく”をなくす」ことを目指す、株式会社レボーン(本社:東京都渋谷区、代表取締役:松岡広明、以下、REVORN)が、2023年4月18日より、においの異常をにおいセンサーで取得したデータから判別する新サービス「異常検知AI」の提供を開始します。
■サービス開発の背景
においで検知できる異常は、多岐にわたります。例えば、原材料の品質、製品の品質、災害の予兆、病気の予兆などです。なかでも、品質管理においては、人間の鼻の代替となるソリューションが存在せず、対象物を人間が実際に嗅ぐことによって正常・異常を判定しているケースが多くあります。
このような人間の感覚を用いて行う検査を「官能評価」「官能検査」などと呼びます。これらは、人間の感覚を用いて評価を行うことにより、体調による判定結果の安定性の問題や、データの蓄積・指標化が難しいこと、人材育成の課題などが存在しています。
これらの課題を踏まえ、REVORNでは、
人間が嗅ぐよりも簡便に判別できること
誰が操作しても同じ結果になること
判定結果が保存でき、結果のデータベースとして使用できること
の3点を満たすようなサービスの開発に取り組んでまいりました。
この度リリースされた新サービス「異常検知AI」は、においセンサーで対象のにおいを測定するだけで、だれでも手軽に正常・異常の判別をすることができます。
■サービスの概要
あらかじめ「正常」とされる対象物のにおいデータを取得し、クラウド上でAIに学習させます。(このとき、別途「異常」とされる対象物のにおいデータを取得・学習することで、精度が向上する場合があります。)
ご使用の際は、判定結果が知りたいサンプルのにおいデータをにおいセンサーを用いて取得し、クラウド上でAIに判定させることで、判定結果を見ることができます。においセンサーの測定から判定結果の閲覧まで、所要時間はわずか数分です。
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■活用例
人間の嗅覚で判断していた”官能評価”の場面でのご活用
においの異常に対する検知方法が確立しておらず、人間の嗅覚でしか判別がつかなかった現場において、人間の補助的ツールとしてご利用いただけます。
何の異常が発生するかわからないが、異常を検知したい場面でのご活用
においにおいて、何の異常が発生するかわからず、異常なにおいを定義できない場面は多々存在します。そのような場面でも、正常品との差異を見る異常検知AIであれば、異常を判定することができます。
大量のサンプルに対して正常・異常を判定したい場面でのご活用
正常・異常を判定したいサンプルが大量にある場合でも、異常検知AIであれば大丈夫。においセンサーでの測定は1回約90秒と非常にスピーディであり、人が不在の時でも自動で測定をする、オートサンプラーもございます。
ご活用いただいている業界
自動車業界、化粧品業界、トイレタリー業界、食品業界 など
■株式会社レボーン 概要
嗅覚技術(Scent Technology)のインフラを構築し、人々の生活を豊かにする新たな文化の基盤を創造するための各種事業を展開しています。独自開発のにおいセンサとAIを活用し、世界中のにおいデータを蓄積したにおいのデータプラットフォームを構築し、『においの”なんとなく”をなくす』ことを目指しています。
大手食品メーカーにおいて、従来人の嗅覚によってのみ行われていた食品加工の生産ラインの官能評価試験を、レボーンの独自開発においセンサとAIをもって代替実施する実証実験を行い、工場導入を目指すなど、食品、環境、農業、医療などのさまざまなにおいに関する課題を解決するソリューションを提供しています。
設立:2016年4月
本社:東京都港区北青山2丁目22-10 K2ビル
※2023年4月24日に本社移転予定となっております。
4月24日以降の本社所在地は下記の通りとなります。
東京都中央区新川1丁目25−2 新川STビル 2F
代表者:松岡広明
事業内容:香りxAIxDXによるソリューション開発
HP: (リンク »)
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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