【東莞(中国)2023年5月10日新華社=共同通信JBN】待望の第13回China Processing Trade Products Fair(CPTPF、中国加工貿易製品見本市)は、5月10日から13日まで広東省東莞市で開催されます。1300を超す出展者が15の異なるカテゴリーにわたる約1万点の商品を展示する今年の見本市は、目を見張るものになるはずです。組織委員会によると、経験豊かなバイヤー1万3000人の参加が見込まれ、10を超えるマッチング・セッションが予定されており、このイベントは加工貿易企業が国内外に市場を拡大する貴重な機会となります。
CPTPF事務局のChen Yuehua事務局長は、この見本市が加工貿易に重点を置く点でユニークであり、この種のものとしては中国で唯一の国家レベルの展示会であることを強調しました。見本市は過去10年間にわたり、6万8000を超えるビジネス協力プロジェクトを促進し、7800億人民元以上の意向成約額を生み出しました。このような注目に値する成果は、中国の加工貿易企業の変革と向上を促進すると同時に、段階的な産業の域外移転と地域開発の均衡化を支援する上での見本市の役割を雄弁に物語っています。
今年の見本市は前回よりレベルアップし、展示面積を7万平方メートル足らずから8万平方メートルに大幅に拡大し、テーマ展示会と6つの専門展示会を開催します。テーマ展示は、広東・香港・マカオ大湾区の最も優れた製品を紹介することが重要な目的です。世界有数の眼鏡メーカーのLuxottica Tristar、パッケージング大手のAmcor、業界リーダーのDailywin Watchも出展します。さらに、斬新でユニークな技術と製品を生み出す広東省の専精特新(専門化・精密化・特徴化・新規性)企業を一堂に集めた特集展示が新たに加えられています。
このイベントは、新エネルギー車展示エリアが新たに披露されることで勢いを増しており、ここでは、BYD、BMW、Hongqi(紅旗)などの定評のある自動車メーカーのみならず、新進気鋭のブランドAITOとその先進的なM7モデルを披露します。今回の見本市では初めて、中国の大手小売トレンドセッターであるKK Groupと提携し、若い世代向けのトレンディーな展示エリアを提供します。さらに、中国の大手デジタル情報企業が中心的な位置を占め、業界リーダーがこの急成長分野の最も優れた大胆なイノベーションを披露します。
今回の見本市では、グローバルリーチが顕著に拡大しており、ロシア、フランス、ブラジル、南アフリカ、ネパール、トルコ、スリランカを含む15カ国・地域から53社の企業が参加しています。
見本市の主催者である東莞市政府のXing Wenju副市長は、中国初の加工貿易会社が東莞に誕生し、それ以来、加工貿易は大きな前進を遂げ、同市に前例のない変革をもたらしたと述べました。現在も、東莞市では加工貿易が第2位の貿易形態となっています。同市は、未来が展開するにつれて、数多くの革新的な手段を通じて業界の進化が加速されると予測しています。
ソース:The Organizing Committee of the CPTPF
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