【銀川(中国)2023年5月24日新華社=共同通信JBN】中国主要ワイン生産地の寧夏回族自治区は6月、ワインが主題の国際会議と博覧会を首府の銀川で開催します。イベント主催者が23日、明らかにしました。
寧夏回族自治区のAdministrative Committee of Grape Industry Zone of Helan Mountain's East Foothill Wine Region(賀蘭山東麓ワイン地区ブドウ産業地帯行政委員会)によりますと、International Conference on Grape and Wine Industries(国際ブドウ・ワイン業界会議)と第3回China(Ningxia)International Wine Culture and Tourism Expo(中国(寧夏)国際ワイン文化・観光博覧会)が6月9日から10日まで開催されます。
「Nature, Innovation, Culture and Ecology(自然、イノベーション、文化、エコロジー)」をテーマとする会議は、内外ワイン製造業界の専門家や企業、ワイン生産47カ国の高官、9国際機関の代表を招待します。
中国全土の12ワイン生産地の企業100社超が総計2000品目のワイン製品を展示します。
イベントは、気候、技術、貿易、投資、さらに、ワイン文化・観光に関するフォーラムを盛り込んでいます。
農業農村省のNi Hongxing氏は、世界のワイン業界がCOVID-19パンデミックと景気低迷の影響を受けたことを指摘しました。
同氏は「われわれは、他のワイン生産諸国と手を結んで経済協力プラットフォームを構築し、産業復興の可能性を引き出して総合的で革新的な開発を推進することによって、持続可能な世界の経済・社会開発に貢献したい」と述べました。
中国北西部の寧夏回族自治区は40年以上の開発を経て、国内最大のワイン生産地に浮上しました。同自治区は現在、228のワイナリーを擁し、2022年に1億3800万ボトルのワインを生産して、300億元(約42億7000万米ドル)のブランド価値を生み出しています。
ソース:The Administrative Committee of Grape Industry Zone of Helan Mountain's East Foothill Wine Region in Ningxia
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