第1回日本プライバシーシンポジウムのお知らせ
2023年6月2日
S&K Brussels法律事務所
当S&K Brussels法律事務所は、Future of Privacy Forum(FPF)と共に、2023年6月22日(木)午前9時から正午まで、東京・六本木の泉ガーデンギャラリーにおいて、G7のデータ保護監督当局の幹部の方々をお招きし、第1回日本プライバシーシンポジウム( (リンク ») )を開催致します。
当シンポジウムでは、EUの公的部門を所管するデータ保護監督当局である欧州データ保護監察官、英国情報コミッショナーオフィスの情報コミッショナー、米国の連邦取引委員会委員、イタリアデータ保護監督当局(Garante)の副委員長、カナダのデータ保護監督当局のプライバシーコミッショナーをパネリストとしてお迎えし、AIガバナンスの在り方や世界における個人情報保護分野の執行(エンフォースメント)の優先順位について議論を行います。
日本国内において世界の個人情報保護分野のリーダーが集まるシンポジウムが開催されることは非常に稀な機会となり、英日・日英の同時通訳も提供されますので、数多くの個人情報保護・プライバシー・AI規制に関心を持つ企業関係者、研究者および政府関係者の皆様に御参加頂ければと存じます。皆様奮って御参加下さい(申込ページ: (リンク ») )。以下当シンポジウムの詳細となります。
Japan Privacy Symposium
第1回日本プライバシーシンポジウム
グローバル規制の主要なトレンドに関与する日本のデータ保護・個人情報保護
日時:2023年6月22日(木)9:00 - 12:00(開場:8:30)
主催:フューチャー・オブ・プライバシー・フォーラム(Future of Privacy Forum (FPF))、S&K Brussels法律事務所
後援:一般社団法人日本DPO協会
場所:〒106-0032 東京都港区六本木1-5-2泉ガーデンギャラリーB1ホール
参加費:無料(先着順)
参加資格:個人情報保護・プライバシー・AI規制に関心を持つ企業関係者、研究者および政府関係者
言語:英語(英日・日英の同時通訳が提供されます。)
申込ページ: (リンク »)
アジェンダ
G7のデータ保護プライバシー規制監督当局が東京に集まり、データによる新技術の進展と社会、人々及び経済への影響によって引き起こされる課題に取り組むための協調的アプローチについて戦略を練っています。本シンポジウムは、G7のデータ保護監督当局と日本のデータ保護プライバシーコミュニティが意見交換し、グローバルな規制の現状を共有し、将来に向けての戦略を練る場となります。AIのガバナンスとそれにおけるデータ保護の役割、広告技術の未来、執行動向、グローバルなデータの流れなど、世界のデータ保護・個人情報保護における重要なテーマが議論されます。皆様奮って御参加下さい。
プログラムおよびパネルの説明
8:30 - 9:00 ウェルカムコーヒー・参加登録
9:00 - 9:05 歓迎の辞
ジュールズ・ポロネツキー(Jules Polonetsky)氏(フューチャー・オブ・プライバシー・フォーラム(FPF)最高経営責任者(Chief Executive Officer, Future of Privacy Forum (FPF))
杉本武重(Takeshige Sugimoto)氏(S&K Brussels法律事務所代表パートナー弁護士、FPFシニアフェロー(Managing Director & Partner, S&K Brussels LPC / Senior Fellow, FPF)
9:05 - 9:15 基調講演
大島周平(Shuhei Ohshima)氏(個人情報保護委員会委員(Commissioner, Personal Information Protection Commission, Japan))
9:15 - 10:15 既存のデータ保護法・個人情報保護法と特化した新法の間で:AIガバナンスを理解する
データ保護法・個人情報保護法は、新しいAIツール、特に生成AIの大量導入がもたらすリスクに対処するための最も適切な既存の法的枠組みの1つであることが証明されました。同時に、EUからカナダ、そしてそれ以外の国の立法者によって、新しいAIガバナンスモデルが進められています。AIシステムのプロバイダが、消費者や事業者ユーザに向けてツールを展開する際に考慮しなければならない重要な既存の規定とは何でしょうか?企業や政府機関は、サードパーティの開発者が提供することが多い新しいAIツールを組み込んだサービスの展開について、どのように考えるべきでしょうか。この領域における新たな規制の付加価値とは何でしょうか?
モデレータ
ガブリエラ・ザンフィル=フォルトゥナ(Gabriela Zanfir-Fortuna)氏(FPFグローバルプライバシー部門担当副社長(Vice President for Global Privacy, FPF))
登壇者(スピーカー)
ヴォイチェフ・ヴィエヴィオロフスキー(Wojciech Wiewiorowski)氏(欧州データ保護監察官(EDPS: European Data Protection Supervisor))
ジネーヴラ・チェリーナ・フェローニ(Ginevra Cerina Ferroni)氏 (イタリアデータ保護監督当局副委員長(Vice Presidente del Garante per la protezione dei dati personali))
フィリップ・デュフレーヌ(Philippe Dufresne)氏(カナダデータ保護監督当局プライバシーコミッショナー(The Privacy Commissioner of Canada))
10:15 - 10:55 コーヒーブレイクとネットワーキング
10:55 - 11:55 世界におけるエンフォースメントの優先順位:子どものプライバシーから広告技術まで
子どものプライバシーから自動的意思決定まで、オンラインターゲット広告やクッキーウォールから健康上のプライバシー侵害まで、データ保護とプライバシー委員会の執行優先順位は年々拡大しています。また、その執行手段も、金銭的な罰則を課すだけでなく、より多くの手段を講じるようになっています。このパネルディスカッションでは、規制当局の現在の執行優先順位、執行措置への斬新なアプローチ、国境を越えた協力の可能性、予防措置と懲罰措置の利点と欠点に注目しながら、どのようなものがあるのかを議論します。
モデレータ
ジュールズ・ポロネツキー(Jules Polonetsky)氏(FPF最高経営責任者(Chief Executive Officer, FPF)
登壇者(スピーカー)
レベッカ・ケリー・スローター(Rebecca Kelly Slaughter)氏(米国連邦取引委員会委員(Commissioner, Federal Trade Commission, United States of America))
ジョン・エドワーズ(John Edwards)氏(英国情報コミッショナーオフィス情報コミッショナー(UK Information Commissioner, Information Commissioner’s Office, United Kingdom))
11:55 - 12:00 閉会の辞
ジュールズ・ポロネツキー(Jules Polonetsky)氏
杉本武重(Takeshige Sugimoto)氏
弁護士法人S&K Brussels法律事務所について
当事務所は2019年にベルギーのブリュッセルで開業したEU、英国、米国、中国及び日本の5つの法域のデータ保護法制を主な取扱分野とする弁護士・外国弁護士によって構成される日本の法律事務所です。データ保護法制に密接に関連する規制としてのAI規制をはじめとするデータ関連規制を含め、将来の規制の形を読むFuture Proofの取組みに力を入れております。
ウェブサイト: (リンク »)
[画像1: (リンク ») ]
[画像2: (リンク ») ]
[画像3: (リンク ») ]
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。