タクシー、トラック、ダンプ、バスの運輸事業会社とICTなどのサポート企業による「一般社団法人運輸デジタルビジネス協議会」(以下TDBC)は現在会員数174社。デジタルテクノロジーを活用しながら、運輸業界の安心・安全・エコロジーな社会基盤への変革を支援することを目的に積極的に活動しています。
TDBCの活動の中心となる9つのワーキンググループのうち「WG04運輸業界の人材、働き方改革による2024年問題への対応」では2024年問題の解決の糸口は荷待ち時間の削減にあると考え活動してきました。
アンケートなどで調査をしたところ、着荷主・発荷主ともに荷待ちが発生していることに気づいておられない企業が多い、運輸事業者の交渉方法にも改善が必要だということがわかりました。 まずは荷主や発注元に理解をしていただき、削減のための検討を一緒に進めるにはどのようなプロセスが有効かを提案していきます。
前述の「物流の適正化・生産性向上に向けた荷主事業者・物流事業者の取組に関するガイドライン」では、おもに下記のような項目が取り組むべき事項とされています。
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1.荷待ち時間・荷役作業等にかかる時間の把握
2.荷待ち・荷役作業等時間原則2時間以内ル-ル
3.物流管理統括者の選定
4.物流の改善提案と協力 等
そもそも荷待ち時間はどこからどこまで? 荷役時間はどうなるのか? 荷主の管理責任の範囲は?
TDBCでは、既に荷主企業も会員として積極的に参画し、物流事業者と連携した物流効率の改善や待機時間の削減に向けた取り組みがスタートしています。
またWG05「動態管理プラットフォームの社会実装と活用」ワーキンググループでは、大手荷主企業間の連携
による共同輸送の取り組みやSCOPE3でのCO2排出量の精緻な可視化と削減を推進しており、荷主企業にとっても今後の取り組みの参考になります。
一般社団法人として5周年を迎える今年のTDBC Forumは、9グループ291名の活動成果発表と、国土交通省、経済産業省、名古屋大学大学院の専門家をお迎えした講演をご用意していますので、ぜひご参加ください。
(参加費無料・事前登録制)
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日 時: 7月 7日(金) 12:00-18:00
会 場: 会場現地 400名/オンライン 1000名
東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー1階 ポートホール (リンク »)
東京都港区海岸1-7-1 JR浜松町駅北口よりスカイウォークにて徒歩5分
運輸事業会社、サポート企業を問わず参加いただけますが、会場現地参加は席数の関係上、運輸事業者様と
荷主企業の物流関係の方々およびTDBC会員に限定させていただきます。 恐縮ですがその他の業種の
方々はオンライン参加でお申込みください。
参 加:無料(但し事前登録制)
お申込: (リンク »)
<プログラム予定>
・TDBC創立5周年記念講演
・基調講演 「フィジカルインターネット実現のロードマップ」
経済産業省 物流企画室 室長 中野 剛志 氏
・特別講演 「DX・GXで2024年を乗り越え、持続可能な社会をけん引する運輸事業へ」
名古屋大学大学院 環境学研究科 教授 加藤 博和 氏
・特別講演 「事業用自動車総合安全プラン2025 最新の取組状況について」
国土交通省 自動車局 安全政策課 上田 享 氏
◆TDBCワーキンググループの成果発表
WG01 「頑張らない安全指導をめざすために」 ロジスティード株式会社
WG02 健康経営の推進と健康課題解決 中日臨海バス株式会社
WG03 MaaSへの取り組み アルピコ交通株式会社
WG04 「2024年問題は怖くない!荷待ち時間削減をキチンと交渉しよう!」 株式会社ワカスギ
WG05 動態管理プラットフォームの社会実装と活用 株式会社首都圏物流
WG06 運輸業界共通プラットフォームへのはじめの一歩からその先へ 株式会社新宮運送
WG07 遠隔操作・自動化で実現する安全・安心な作業現場と迅速な災害対応 EP RENTAL株式会社
WG08 無人AI点呼実現への挑戦 大河原運送株式会社
WG09 SDGsおよびカーボンニュートラル・エコドライブ 株式会社セイリョウライン
運輸事業会社、サポート企業を問わず参加いただけますが、会場現地参加は席数の関係上、運輸事業者様と荷主企業の物流関係の方々およびTDBC会員に限定させていたただきます。 恐縮ですがその他の業種の方々はオンライン参加でお申込みください。 以下の特設サイトよりご登録をお待ちしております。
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プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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