一般財団法人日本交通安全教育普及協会(東京都千代田区、代表:佐藤俊行、以下「JATRAS」)は、道路を通行する際の危険予測と安全確認の重要性について、バーチャルリアリティによる疑似体験を通して学習できる新機材「交通安全教育シミュレータ」をリリースしました。
2024年度より先行リリースを行い、順次販売・レンタルも開始いたします。
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「交通安全教育シミュレータ」とは
3DCGの世界に再現されたリアルな道路を通行しながら、危険予測と安全確認の重要性を体験することができる学習システムです。
さまざまな交通場面で危険を予測して安全を確認する体験を通して、道路を通行する際「何に、どのように」気をつければ良いか、お子様からご高齢の方まで誰にとっても分かりやすく、楽しく理解を深めて「自分の安全を自分で守る」能力を高めることができるシステムです。
1つのシステムで「自動車向け」「自転車向け」「歩行者向け」の異なる3種の体験が可能で、1台の機材でさまざまな交通安全教育が実施できます。
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ポイント
・交通安全教育の専門家が自ら開発
シミュレータを活用した教室、講習会、イベントを年間400回以上実施しているノウハウを活かして開発。
自社開発により、コースの追加やバージョンアップが容易で、カスタマイズも対応可能です。
・Unreal Engine 5※採用
ハイクオリティな3DCGのグラフィックによるシステムとなっています。
リアルな映像による没入感の高い体験を提供します。
・簡易的ながらリアルな操作が可能なコントローラ
実物の自転車やウィンカーレバー等を採用しているため、本当に運転しているような感覚で体験できます。
・1つの機材でさまざまな教育
1つの機材に自動車・自転車・歩行者の異なる体験を集約。
コントローラ・ソフトの切替により、これ1台でさまざまな交通安全教育が行えます。
・使用するディスプレイ数は設置場所・用途に合わせて変更可能
臨場感のある体験が可能なマルチディスプレイ(前方3画面・後方1画面)、運搬が容易で手軽に設置可能なシングルディスプレイ(前方1画面)の両方に対応しています。
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※「Unreal Engine」とは
米国のEpic Games社が開発した、ゲーム開発用ソフトウェアです。
クオリティの高い3D開発が可能で、非ゲーム分野でも、映像製作、シミュレーションツール、自動車・建築の開発・設計、宇宙開発等、世界中の幅広い分野で活用されています。
活用イメージ
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・交通安全教室・講習会、交通安全イベントをはじめとして、企業での社員研修、高齢者向け講習会にもご活用いただけます。
・「自動車向けのみ」「自転車と歩行者の2種セット」等、単体・任意の組み合わせでの販売も可能です。
・販売以外でも、レンタル・リースも対応可能です。
・交通安全学習館等への常設設置仕様・交通安全教育車への搭載仕様など、カスタマイズにも対応できます。
今後の展望
先行リリース版は自動車向けとなっておりますが、2024年秋までに自転車向けを、2024年度中に歩行者向けを、順次リリースいたします。
特に自転車向けのシミュレータについては、交通反則通告制度(反則金制度、いわゆる「青切符」交付)の検討に伴ってニーズが高まっている、自転車交通安全教育にも大変有効です。
また、二輪車・小型モビリティ(電動キックボード)向けの体験についても、今後開発・追加予定です。
JATRASについて
JATRASは、1968年の設立以来50年以上にわたり、事故のない社会の実現を目指して、国・地方自治体・関係団体・関係企業等と連携して、地域に密着した参加・体験・実践型の交通安全教育の実施や、その担い手である交通安全教育指導者の養成に努めるとともに、効果的な交通安全教育の手法や教材・機材の開発と普及にも努めています。
近年では、長年にわたり蓄積した交通安全教育のノウハウをもとに、IT技術を活用した教育機材の活用や開発にも力を注いでおり、2014年以降はシミュレータを活用した交通安全教育を、全国の交通安全教室やイベント等で多数行っております。
お問い合わせ先
販売、レンタル、詳細等につきましては、下記よりお問合せください。
一般財団法人 日本交通安全教育普及協会
普及事業部「交通安全教育シミュレータ」担当
電話:03-5835-3071 メール:tse@jatras.or.jp URL: (リンク »)
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