武蔵大学(東京都練馬区/学長:髙橋徳行)の学生・教員と地域の住民から構成される「江古田ミツバチ・プロジェクト」は、去る5月31日にゲラン株式会社(東京都千代田区)の支援によりミツバチについて学ぶ「Bee School」を開催しました。ワークショップでは本学学生も講師をつとめ、会場となったアオバジャパン・インターナショナルスクール光が丘キャンパス(東京都練馬区)に通う約60名の小学生と教職員が参加し、蜂の生態や養蜂、蜜蝋を使用した製品などについて学びました。ワークショップではミツバチの観察や3種類の蜂蜜のテイスティングも行われ、味や香りの違いに参加者から驚きの声があがりました。江古田ミツバチ・プロジェクトでは、今後も養蜂を通じて地域や企業との連携を深めていきます。
■江古田ミツバチ・プロジェクトとは︓2010年に発足した団体で、武蔵大学の学生と地域住民が協力して活動を行っています。 武蔵大学3号館の屋上にセイヨウミツバチの巣箱を設置し、養蜂を行っているほか、不定期で見学会・講演会などのイベントを開催しています。
■Bee Schoolとは︓ゲラン株式会社による取り組み。全国各地の小学校で、子どもたちにミツバチの役割を説明し、貴重な受粉媒介者であるミツバチを守る方法を教えています。
<江古田ミツバチ・プロジェクト参加学生の声>
■ミツバチから生まれる地域・企業との新しい繋がり (経済学部3年 岩上桂大さん)
武蔵大学に入学した際に、新しい体験をしたいと考え江古田ミツバチ・プロジェクトに参加しました。養蜂の活動は大変ですが、今回のBee Schoolのように、活動を通じて大学・地域・企業と新たな繋がりが生まれることはとても面白いと感じています。養蜂についてわかりやすく説明するのは大変でしたが、ゲランのスタッフのみなさんの協力もあって乗り切ることができました。小学生から寄せられる質問に、はっとさせられる場面もあり、自身の学びにもなりました。今回のBee Schoolが、養蜂や練馬の自然環境について知るきっかけになってくれれば嬉しいです。
■活動を通じて交流を深め、地域に貢献したい (社会学部3年 朴木崇浩さん)
ミツバチ・プロジェクトの活動内容やミツバチについて多くの方に知っていただきたくBee Schoolに参加しました。自然を相手にする養蜂はなにごとも思い通りになることがなく、天気や季節、ミツバチの状態などに絶えずふりまわされています。最近では気温があがり、防護服を着ての作業は本当に大変です。Bee Schoolでは、観察箱の蜂をみて、「ミツバチかわいい」との声をいただきとても嬉しく、ミツバチに興味をもってもらえたかなと思います。これからも大学内外で交流を深めながら、地域にすこしでも貢献できるよう活動を続けていきたいです。
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武蔵大学 広報部
増田(ますだ)・西(にし)
住所:〒176-8534 東京都練馬区豊玉上1-26-1
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