Second Life 新世界的ものづくりのススメ--その21:スクリプトの構造--テクスチャアニメーション2 - (page 3)

大槻透世二(サイバーアドベンチャー株式会社)

2007-08-09 08:00

 この項目をクリックすると、「データの型(タイプ)」について説明するページが表示される。ここでは、データの型の種類と概要を説明した表が用意されている。まず、この表から、データの型には「integer」と「float」に加えて、「vector」「rotation」「key」「string」「list」などが存在することがわかる。

型の説明

 そして、この表に載っている型の概要から、「integer」と「float」は、「整数の型」と「小数の型」をそれぞれ意味していることが分かる。それを踏まえて、「llSetTextureAnim ( )」の括弧内にある項目をみると、次のようになる。

項目指定
1integer modeANIM_ON | SMOOTH | LOOP整数
2integer faceALL_SIDES整数
3integer sizex1整数
4integer sizey1整数
5float start1.0 小数
6float length1小数
6float rate0.25小数

 このように、「integer」や「float」は、「 , 」(コンマ)で区切られた各項目へ入る値が「整数ですよ」とか「少数ですよ」などと、指示してくれる役割を持つ。

 しかし、「mode」は「integer」(整数)と型が指定されているのに、「ANIM_ON | SMOOTH | LOOP」と、整数にはなっていない。なぜだろう?

コンピュータがわかる言語

 もう一度LSL Portalで「llSetTextureAnim ( )」の項目を参照すると、次のような表がある。

16進数表記

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