運用管理ツール「Oracle Enterprise Manager」最新版--DB性能の可視化を向上

NO BUDGET

2014-07-15 17:59

 日本オラクルは7月15日、運用管理ツールの最新版「Oracle Enterprise Manager 12c Release 4」の提供を開始した。

 最新版には、複数のデータベースの稼働状況を一元的、長期的に管理、分析できる機能「Automatic Workload Repository(AWR)Warehouse」が追加された。データベースのチューニングに必要となる稼働状況やワークロードに関する情報を一元的、長期的に管理できるという。過去のデータベース稼働状況を確認でき、将来的に発生する性能劣化を予測できる。

 Enterprise Manager 12c Release 4では、あらゆる構成のデータベースをサービスカタログとして準備でき、データベースのセットアップ時間を短縮できると説明。これにより、企業内での“Database as a Service(DBaaS)”の構築工数を削減できるとともに、迅速な導入できるとしている。

 管理対象にあるデータベースに含まれている機密性の高いデータを体系的に発見し、保護するための機能「Enterprise Data Governance」も追加された。クレジットカード業界のセキュリティ基準であるPCI DSS、米国国防総省のセキュリティ技術導入ガイドラインであるSTIGなどのセキュリティやシステム監査に対応したテンプレートも追加され、それぞれの基準に基づいてシステム全体のセキュリティ状態をチェックできるという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

マイナンバーカードの利用状況を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]