IBMの今後--窮地から脱するために必要な6つの提言 - 4/7

Jason Perlow (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部 川村インターナショナル

2014-10-24 06:00

 IBMはしばらく前からクラウドへの戦略的な投資を行っている。一例を挙げると、2013年にSoftLayerを買収した。しかし、SoftLayerの運営はほかとあまり連携しておらず、親会社であるIBMから直接の干渉を受けることなく、ある程度独立して活動している。

 Watsonと同様、IBMのビッグアイアンサーバ、すなわちSystem pとSystem zも導入に多額の費用がかかる製品だ。最大級の規模の企業でさえ、それらのワークロードを社内で稼働させ続けることと、戦略的にアウトソースする方法を見つけることのどちらが合理的かを検討している。

 IBMのGlobal Technology Servicesは、新規のデータセンター統合契約を締結して、パイプラインを維持するのに苦労しているが(このことは最近の数四半期でますます明白になった)、IBMが自社のデータセンター(と自社のパブリッククラウド)を、戦略的なアウトソーシングの目的に利用できる対象として扱うことは、理にかなっている。

 AIX、メインフレーム、Intelで動作しているIBM中心のオンプレミスのワークロードを、1社でクラウドへと移行させる機能を提供できる可能性がある企業は、IBM以外にない。しかも、パブリッククラウドモデルとプライベートクラウドモデルの両方に1社で対応することができる。

 IBMはしばらく前からクラウドへの戦略的な投資を行っている。一例を挙げると、2013年にSoftLayerを買収した。しかし、SoftLayerの運営はほかとあまり連携しておらず、親会社であるIBMから直接の干渉を受けることなく、ある程度独立して活動している。

 Watsonと同様、IBMのビッグアイアンサーバ、すなわちSystem pとSystem zも導入に多額の費用がかかる製品だ。最大級の規模の企業でさえ、それらのワークロードを社内で稼働させ続けることと、戦略的にアウトソースする方法を見つけることのどちらが合理的かを検討している。

 IBMのGlobal Technology Servicesは、新規のデータセンター統合契約を締結して、パイプラインを維持するのに苦労しているが(このことは最近の数四半期でますます明白になった)、IBMが自社のデータセンター(と自社のパブリッククラウド)を、戦略的なアウトソーシングの目的に利用できる対象として扱うことは、理にかなっている。

 AIX、メインフレーム、Intelで動作しているIBM中心のオンプレミスのワークロードを、1社でクラウドへと移行させる機能を提供できる可能性がある企業は、IBM以外にない。しかも、パブリッククラウドモデルとプライベートクラウドモデルの両方に1社で対応することができる。

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