「Google App Engine」にファイアウォールが追加

Larry Dignan (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2017-08-25 10:13

 Googleは米国時間8月24日、「Google Cloud Platform」の「Google App Engine」にファイアウォールを追加したと発表した。現在はベータ段階にあるこの機能により開発者は、IPアドレスに従ってリクエストの許可や拒否を指定できるようになり、本番配備に先立つアプリのテストをよりセキュアなかたちで実施できるようになる。

 このファイアウォールを使用することで、開発者や管理者はルールを設定し、それらを優先度に従って順位付けし、許可や拒否を行うIPアドレスを指定できるようになる。

 Googleは、App Engineのファイアウォールによって、アプリを必要以上の範囲に公開しないようにするためのコーディングが不要になると述べている。このファイアウォールは、「Google Cloud Console」上と「App Engine Admin API」、「gcloudコマンドラインツール」から利用可能となっている。

 また、開発者は自らが作成したルールをテストし、特定のIPアドレスがブロックされていることを確認できるようにもなっている。

Google App Engine ファイアウォールコンソール
ファイアウォールコンソール

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

マイナンバーカードの利用状況を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]