安全性と利便性を無理なく両立させるエンタープライズファイル共有「Citrix ShareFile」
手軽にデバイス間や社内外とのファイル共有を実現
「Citrix ShareFile」はPCからもスマートデバイスからもスムーズに利用可能で、どちらから保存したファイルも即座にデバイス間共有される。そしてローカルファイルを扱うのと同じ感覚で保存、閲覧が可能だ。また、Webブラウザ経由でのアクセスもできるため、端末を選ばずに利用できる。ファイル共有においてエンドユーザーが求める利便性に関する基本機能は全て満たしているといえる。
さらにShareFileモバイルアプリのビュワー、エディターとしての機能は高く、タブレットからPDFやOfficeドキュメントを閲覧すればそのまま会議の資料として利用できるし、電子カタログ的な利用方法にも対応できる。ペーパーレスを目指したい企業にもぴったりだ。Officeドキュメントについては編集にも対応。PDFもアノテーションをつけることなどができ、スマートデバイスを見るためだけのものではなく、作業を進めるためのツールとしても活用できる。さらに、PowerPoint形式のファイルなら、ShareFileモバイルアプリが持つプレゼンテーション機能を利用して、スマートフォンを手元で操作しながら外部ディスプレイでスライドショーを再生することも可能だ。
WindowsやMacなどPC環境では、普通にローカルディスクにファイルを保存するだけで、自動的にストレージにアップロード(ローカルとストレージとの同期)が行われ、一旦ファイルが同期されれば、ローカルディスク上のファイルを右クリックするだけでダウンロード用のURLを取得できる。そのURLをメールに貼り付けて送るだけで社内外とのファイル共有が実現する。さらに、ファイルの受け取り用のアップロードURL取得機能もあり、社外からのファイル受け取り用に利用すれば相手先に十分な共有システムがなくとも大容量ファイルを手軽かつ安全に扱うことができる。どちらも1ファイルあたり100GBまで扱えるため、大容量ファイルの共有にもぴったりだ。
またShareFileには、ユーザーの「ついうっかり」を救うための機能も充実している。誤って削除してしまったファイルを復活できる機能はもちろんのこと、「間違って上書き」してしまったファイルさえも元に戻すことができる。ShareFileでは、ファイルが上書き保存される毎に各ファイルバージョンを自動保存しており、いつでも任意の古いファイルバージョンを復活させることできるのだ。保存される世代数は管理者が設定できるので、ストレージ容量とのバランスで世代数を設定できる。
ファイルのバージョン履歴だけでなく、アクセスログ機能も豊富だ。一般ユーザーは、自分の所有するファイルに「いつ」「誰から」「どんな」アクセスがあったかを簡単に確認できることに加え、管理者用のアクセスログは監査にも使えるようにさらに充実した情報を提供する。管理下にある全てのユーザーの全てのファイルに関して、「いつ」「誰が」「どこ(IPアドレス)から」「どのファイルに対して」「何をしたか」と言った操作ログが参照可能なのだ。このログは、PDFやExcelなどの形式でエクスポートすることもできる。
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ファイルサーバやSharePointのファイルもそのまま利用可能!
新たなファイル共有ソリューションを導入するとなると、既存のファイルサーバ等からの引っ越し作業も気になるところだろう。しかしShareFileではその心配はいらない。既存のファイルサーバやMicrosoft SharePointに保存されているファイルも、そのままShareFileのインタフェースで利用できるからだ。「社内のファイルサーバやSharePoint内のドキュメントを、社外のスマートデバイスから閲覧したい」と言う要望があれば、ShareFileを使えば簡単に要望を満たすことができる。
ファイルやフォルダへのアクセス権は既存のActive Directoryのグループに準拠するから、既存の利用権限設定も活かすことが可能だ。
アクセス権という意味では、ユーザー/グループに応じたアクセス権だけでなく、端末デバイス毎のアクセス権の設定も可能だ。例えば、会社支給端末にのみ利用を許可して、個人所有端末では利用を禁止することもできる。また、ファイルの共有先を社内に限って、社外との共有を完全に禁止することにも対応。このあたりはどこまで制限するかでエンドユーザーの利便性に関わってくる部分でもあるが、必要な機能だけを解放してしっかりとセキュリティを護りたいという要望に応えられる機能があるということは重要なポイントだ。
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MDMとセキュアなファイル共有によるモバイルの生産性の向上 |
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