環境に応じたサポートで運用コストも大幅削減可能に
中でも「プロサポートプラス」では、専任のテクニカルアカウントマネージャによるサポートが受けられる。石垣氏は、「われわれはサポートの拠点となるコールセンターをすべて日本に構え、24時間365日のサポート体制を構築しています。エンドユーザのPCから複雑なデータセンターまで、あらゆるニーズに対応できると自負しています。もし、お客様が、『デルのマシンはITに精通した大規模企業が導入するもの。小規模企業向けのサポートはメニューが少ない』と考えていらっしゃるのであれば、『それはまったくの誤解です』と訴えたい」と語る。
その言葉を裏付けるとおり、「導入サービス」や「アプリケーション移行サービス」も充実している。
基本導入サービスでは、物理サーバまたは仮想サーバにWindows Serverを導入する「Windowsサーバ構築」サービスのほか、クラスタ環境構築を支援する「MSCS/MSFC構築」サービス、ハイパーバイザーであるHyper-Vの導入作業を行う「Windows Hyper-V オプション導入」サービスなどを揃えている。
中堅・小規模企業にとって新サーバ導入のハードルとして挙げられるのが、「アプリケーション移行」だ。石垣氏は「一言に『アプリの移行』といっても、その内容は様々です。ファイルサーバの移行といった、ある程度手順がマニュアル化されているものから、開発担当者でなければ実行できないような独自アプリの移行まで幅広い。『何から手を付けるべきか』悩んでいらっしゃるお客様も少なくありません」と語る。
こうした課題に対しても、デルではさまざなソリューションを用意している。例えば、ファイルサーバ移行では、「ファイルサーバを使いながら移行したい」というニーズに対応するべく、HA(High Availability)クラスタソフトをコアとした「ファイルサーバ移行ソリューション」とセットになったモデルを提供している。
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また、スクラッチ開発した独自のアプリケーションがWindows Server 2003上で稼働しており、Windows Server 2012上で稼働するかを検証できていないユーザーに対しては、同社の「検証センター」を提供している。デルは世界16カ所に検証センターを有しており、日本では東京の三田に同センターを構えている。ここでは検証に必要なハード/ソフト/ネットワーク環境を提供するほか、顧客の要望に応じた実際の環境での検証作業も支援*2している。また、リモートからでもVPNで利用することが可能なので、「地方のお客様でも安心して利用していただける」(石垣氏)とのことだ。
*2:
リモートでの検証が可能
基本独立したH/Wを初めからセットアップするので大規模、複雑な構成の場合、時間がかかることもあります。
独自開発アプリケーションの検証が可能
H/WおよびOSセットアップはDSC側で対応しますが、その後のアプリケーションのインストール、検証作業はお客様自身にて行っていただきます。
「これから移行作業に着手する企業にとっては、時間との戦いになります。さらに中堅・小規模企業であれば、コストの制限もあるでしょう。サーバマシンのリプレースを念頭に、『何が必要なのか』『どのサービスを利用すべきか』『どれだけコストをかけられるのか』を棚卸し、ぜひ御相談いただきたい。Dell PowerEdgeとわれわれが提供するメニューには、お客様の課題を解決できる"解"が必ずあります」(石垣氏)
参考情報
- 【期間限定】Dell PowerEdgeサーバ売れ筋エントリーモデル
18,980円(税抜・配送料込)~ ※所定の台数に達し次第終了します - Dell PowerEdgeサーバのOS搭載モデル
109,980円(税抜・配送料込)~ - Windows Server 2003 ファイルサーバ移行ソリューション
- NEDAMとは?
- NEDAM for Dell PowerEdgeサーバ - Windows Server 2003を使い続けるリスクとは?(動画資料)