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プライベートクラウドを支えるストレージ仮想化と運用

プライベートクラウドを支える基盤技術として、ストレージ仮想化が注目されつつある。サーバの仮想化と同様にストレージも仮想化して統合することでITコストの削減が図れるからだ。日立が提供する仮想環境の効率的な運用を支援するITリソース管理基盤「JP1/IT Resource Manager(JP1/ITRM)」とストレージ仮想環境の運用を支援するストレージ管理ソフト「Hitachi Command Suite 7(HCS7)」によりプライベートクラウド環境の最適運用を実現する。

ストレージ仮想化を取り巻くIT市場

 世界的な経済危機も一段落し、市場経済は改善傾向にあるが、企業のITコストは依然として抑止傾向である。こうした状況下で企業はスモールスタートで初期投資を抑制し、サーバ・ストレージの利用効率を上げることによってコストダウンできるシステムを求めている。このシステムを実現する概念としてプライベートクラウドが登場してきた。変化の激しいビジネス環境において、迅速にシステムを拡張できる面でもプライベートクラウドは有効となる。

 プライベートクラウドの導入で、現在、主流となっているのがサーバ統合だ。サーバ仮想化が主流となっているのは、サーバの導入コスト、運用コストが削減できるなど、効果が見えやすいためだ。サーバ仮想化により、最適なサーバ統合を実現した企業では、次のステップとして、仮想化インフラの柔軟な運用、およびストレージ仮想化によるストレージコストの削減を目指している。

 効率的な運用環境の実現は、「仮想化の多重度の変更や移動の作業が煩雑になり、ミスも発生しやすくなる」ことの改善を理由として挙げることができる。また、ストレージ仮想化によってサーバから書き込みがあった分のハードディスクだけを用意すればよくなり、ストレージコストが削減できるというわけだ。
 この2つの目的を実現するために日立では、構成把握やリソース検索、予約、配備、割り当て、使用実績の見直しなどのワンストップ化を実現するITリソース管理基盤「JP1/ITRM」を提供。また、ストレージ仮想化によりハードディスクの物理容量に依存しない仮想ボリュームでストレージの利用効率を向上するために、日立ディスクアレイとストレージ管理ソフトウェア「HCS7」を提供する。

JP1/ITRMで要求に迅速に答えるインフラ運用の実現

 JP1/ITRMは、サーバ仮想化のインフラ運用を支えるワンストップ製品。「ITリソースの現状把握」から「ITリソースの割り当て」、そして「ITリソースの使用量の確認と最適化」まで、煩雑な仮想化インフラの運用作業をワンストップで実現する。

 ITリソースの現状把握では、ホーム画面から、どれだけの物理サーバとどれだけの仮想サーバが稼働しており、どれくらいリソースを使っているのかを画面上段の円グラフで確認することが可能。どのような状況なのかはコンソール画面で確認できる。

 またITリソースの割り当てでは、ITリソースに対して予約状況がどうなっているのか、物理サーバ上にどれだけの仮想サーバが稼働しており、どのようにストレージと連携しているのかといったシステム構成をリソース管理画面(スケジュール表示)で容易に確認することができる。

 さらにITリソースの使用量の確認と最適化では、たとえば年間を通じてそのリソースがどのように使用されているのかなどの使用実績をビジュアルに確認することが可能。ITリソースにどれだけの余裕があるのか、または余裕が無いのかを割り当てレポート画面(物理ホスト割り当て実績)で容易に把握することができる。

JP1/ITRMで要求に迅速に答えるインフラ運用を実現

日立ディスクアレイのストレージ仮想化とHCS7で増え続けるストレージのトータルコストを最適化

 これまで業務システムごとに分散化されていたストレージを仮想化により統合することで、ストレージの利用効率を向上し、ストレージに関わるトータルコストを削減することが可能である。日立ディスクアレイのストレージ仮想化により、ストレージ利用効率を最大化できるほか、HCS7によるストレージ利用状況のトレンド分析により、適切なストレージ拡張計画を実行できる。

 日立ディスクアレイとHCS7により、これまで業務システムごとに管理されていたストレージをストレージプールとして統合することで、各ストレージの空き容量を効率的に活用することができる。また、仮想ボリュームには、あらかじめ必要な容量を割り当てておき、物理ディスクは必要最小限でスタート。必要に応じて簡単な操作で、業務システムを止めずに物理ディスクを増設でき、ストレージ運用コストを最適化することもできる。

 このとき、業務視点でのリアルタイムなシステム監視やサーバやストレージといったITリソース管理(JP1/ITRM、HCS7)の機能を活用することで、ディスクの利用状況を分析し、物理ディスクが必要になった場合に、いつ、どれくらいの増設を行うかの指針となるディスク増設計画を作成することができる。ストレージ仮想化の効率的な運用を実現できる。

 またHCS7では、日立のハイエンド向けディスクアレイシステムの最新機種「Hitachi Virtual Storage Platform」はもちろん、ミッドレンジ向けディスクアレイシステム「Hitachi Adaptable Modular Storage 2000シリーズ」をはじめ日立のストレージ製品を全面的にサポート。プライベートクラウド内に混在する機種の異なる日立ディスクアレイを共通的な操作で統合管理できる点でも効果を発揮するだろう。

日立ストレージとHCSでストレージ利用を効率化

Cosminexusで業務アプリ構築を迅速化

 サーバ仮想化およびストレージ仮想化を実現したら、次のステップとしていかに迅速に業務アプリを構築できるかが重要となる。またサーバおよびストレージが仮想化されていることから、業務アプリの配置を意識した運用が必要になる。つまり、業務アプリ構築の迅速化と業務アプリ運用の複雑化をいかに解決するかが大きな課題となる。

 こうした課題を解決するために日立では、システム構築基盤である「Cosminexus」のアプリケーションサーバ製品「uCosminexus Applicaition Server」の仮想環境対応機能を強化している。業務アプリ構築作業を業務ごとにグループ化して一括で自動構築するための仕組みと、分散配置された業務アプリを気にすることなく、起動・停止を一括で操作できる仕組みを実現している。

 物理サーバを利用した一般的な業務アプリ構築では、マスタを複製して環境設定を行い、配置、ロードバランサーの設定という一連の作業を仮想サーバごとに行わなければならなかった。しかし、Cosminexusを使用することで、ひとつのコマンドでマスタ複製から負荷分散設定までをグループ単位で自動生成することが可能になる。

日立サポート360で仮想化をワンストップサポート

 仮想化やプライベートクラウドの構築では、サーバ、OS、ミドルウェア、ストレージ、ネットワークなど、さまざまな部品を組み合わせることが必要になる。これらの部品を組み合わせ、「仮想化の導入」「効率化の追求」「ITリソースのシェアードサービス化」という大きく3つのステップで仮想化やプライベートクラウドは実現される。

 この仮想化、プライベートクラウドの構築を、日立は「日立サポート360」で支援している。日立サポート360は、仮想化やプライベートクラウドを実現するために必要な、あらゆる製品のサポートをワンストップで提供するサービス。製品の操作方法や障害に対する問い合わせに、ひとつの窓口で対応。企業が安心して仮想化やプライベートクラウドを導入できる体制を確立している。

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提供:株式会社 日立製作所 ソフトウェア事業部
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部 
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