仮想環境「専用」ストレージの実力とは--I/Oのボトルネックを解消、運用効率も両立

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2013-09-05 11:00

[PR]サーバ仮想化やデスクトップ仮想化で、ボトルネックになりがちなのがストレージだ。そこで本稿は、I/O自動制御で常に最適な性能を発揮する仮想化環境専用ストレージを紹介する。

サーバ仮想化やVDIの普及で浮上した、ストレージ能力の限界

 機器コスト削減や省スペース化、CPUやメモリーなどのリソース共有など、大きなメリットをもたらす、サーバ仮想化。今日では、大企業のみならず中小企業においても導入する企業が増えている。しかしサーバ仮想化をしたものの、「特定の仮想マシンで過剰なI/Oが発生すると、他のパフォーマンスが低下してしまう」など、パフォーマンスや運用効率の面で課題を抱えている企業も少なくない。

 内部統制や事業継続計画といった側面から、このところ導入ニーズが高まっているVDI(Virtual Desktop Inflastructure:仮想デスクトップ環境)も同様だ。デスクトップOSなどの更改を機に部分導入したものの、「ユーザーが一斉にログインする始業の時間帯はログインするだけで待たされ、期待通りの性能が得られないどころか業務が遅延してしまう」といったケースはないだろうか。

 これらのパフォーマンス不足は、多くの場合ストレージの性能不足に起因している。まずは以下の図を見て頂きたい。

・仮想化を前提としたストレージではないため、各VMのワークロードを調査したうえで詳細な設計が必要
・管理単位がVM/vDisk単位ではなくストレージ側のVolume/LUN単位となるため、VM/vDisk単位でのポリシー設定や性能管理が困難
・数10TBの容量に対し高いI/O性能を提供するには、多くのSSDやスピンドルで構成しなければならず、コストが高くなってしまう

 こうした性能の低下を防ぐには、すべての仮想マシンのワークロードを調査したうえで、詳細な設計が必要となる。だが大企業であってもストレージ運用担当は不足しており、そこまで手がまわらないというのが実情だろう。中小企業となれば、運用担当者の不足はなおさらだ。また単純にHDDをSSDに置き換えるにしてもコストの問題や、設計・構築の時間も出てきてしまう。

 こうした問題を解決するのが、仮想化環境のためのストレージアプラインスという選択肢だ。そこで以下、VMware製品による仮想化環境で利用するプライマリーストレージ製品、「TINTRI VMstore」の概要を紹介していきたい。

  • なぜ、仮想マシン単位で性能や利用状況を可視化できるのか?
  • つねに最適なパフォーマンスを発揮する、I/O自動制御の手法
  • SSDを大容量で利用できる独自のハードウェア技術とは?

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