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IT運用管理自動化は全ての人のメリットになる ――レッドハットが「Ansible」と「CloudForms」で描く、成熟したITインフラの姿とは?

自動化によるメリットを
より大きくするためには

 これからAnsibleを使いこなしていこうとするユーザーに向けて、レッドハットは様々な施策やプロダクトも用意している。例えば、Ansibleの初期導入を支援するため、Ansible Towerのサブスクリプションに加えてトレーニングやプロフェッショナルサービスを特別価格で提供するキャンペーン「Ansible Starter Kit」を提供している。このキットは、例えば一部のシステムに適用して効果を測定するといった使い方や、初期導入時のスキルアップなどへの活用に有効だ。

 そして、自動化の効果をさらに高めるには、ITインフラの成熟度を高めることも重要だと中村氏は言う。

 「例えばOpenStackやOpenShiftは、仮想化基盤よりさらにアジリティが求められる、現在あらゆるお客様が推進しているデジタルビジネスの基盤として効果的です。これをさらに加速させるのがAnsibleによる自動化で、CloudFormsを組み合わせることによりハイブリッドクラウドまでのインフラ管理を実現できます。進化したインフラであればあるほど、自動化できる範囲と効率は高まります。もちろん、ユーザー企業だけでなくSIなどのソリューション事業者でも、提供するITサービスの幅を広げるなどの効果が期待できるはずです」(中村氏)

図:Ansibleが自動化を実現できる範囲は広い 図:Ansibleが自動化を実現できる範囲は広い
※クリックすると拡大画像が見られます

Ansible Towerを活用する
グローバル事例

 Ansible Towerの導入企業は、すでに全世界で数多くあり、多大な効果を挙げている。最後に、いくつかの事例を紹介しておこう。

  • NASAでは様々なアプリケーションやサービスをWebで提供しているが、その基盤をAmazon Web Servicesなど複数のクラウドへ移行したところ、そのアクセス管理や各種操作が煩雑になるという課題に直面した。Ansibleでの管理に取り組んだ結果、サイト更新の所要時間は1時間以上だったのが5分未満に、アップデートパッチの配布に数日を要していたのが45分に、といった大幅な効率化を実現している。
  • NEC Corporation of Americaでは、SDN(ソフトウェア定義ネットワーク)製品を用いたユニファイドコミュニケーション(UC)サービスの提供にAnsibleを活用している。UCにおいては遅延などの要件が厳しいこともあってSDN製品にも複雑な設定が必要で、新規顧客環境のデプロイには製品に精通した専任エンジニアが2週間かけて行っていたという。これが、Ansibleと自社のSDNモジュールを活用して自動化に取り組んだ結果、専任でないネットワークエンジニアでもデプロイが可能になり、所要時間はわずか10分未満にまで短縮された。
  • マーケティング向けWebコンテンツ管理のSaaSサービスを展開するPercussion Softwareでも、同じく顧客環境のデプロイにAnsibleを活用している。取り組みの結果、新規顧客を追加する際に必要だった50以上の工程を全て自動化し、セールスチームでも簡単に顧客の追加作業を実施できるようになった。

[まとめ]
まずは自社の状況整理から始める

 自動化に取り組むにあたってのポイントは理解いただけたかと思う。あらゆるところで取り上げられる自動化だが、まずは自社において自動化を進めるべき理由、推進するための重要事項の整理から始めるべきだろう。そのうえで、優先順位を決めて、Ansible Towerを活用した既存ITリソースの自動化の推進や、OpenStackやOpenShiftといった技術を活用してインフラ標準化に向けた刷新をするためにどのようなソリューションが必要なのか具体的に考えてみてほしい。

 また、レッドハットでは、こうした整理を共同で進めるためのDiscovery Workshopなどを提供しているので、問い合わせしてみてはいかがだろうか。

提供:レッドハット株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2017年12月31日
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