製品概要
マイクロセグメンテーションとは、ホスト単位で細分化されたセグメントを提供する技術で「ゼロトラスト」アーキテクチャを実現するアプローチの一つです。
従来のソリューションでは、ネットワークセグメントごとにファイアウォールを設置し、それらの運用管理が必要という課題がありましたが、マイクロセグメンテーションでは論理的にホスト単位で隔離ができるため、お客様の運用負荷を下げることも可能です。
<機能>
〇システム全体の可視化
ワークロードにインストールされたエージェントが収集した通信情報(プロトコル等)を管理画面上に視覚的に描画し、システムの全体を理解するのに役立ちます。
〇ラベルを利用したグルーピングとセグメンテーション
illumioにはラベル(4種のデフォルト:Role,Application,Environment,Location に加えて、お客様固有のカスタムラベル追加可能)が存在し、これらを利用してワークロード(サーバ、VM、クライアント端末等)をグループ化できます。
〇システム・ユーザ影響を抑えた段階的な導入
制御のレベルを下記3段階で設定でき、制御ルール適用前に影響を確認できるDraftモードもあるため、システムやユーザへの影響を最小限に抑えた上で安心して導入頂けます。各ワークロードのエージェントはカーネルスペースにインストールしないので、再起動の必要がなくダウンタイムがありません。