現在、多くの企業・組織内には多数のアプリケーションやシステムが存在し、それぞれにユーザーアカウントや権限が設定されている。増え続けるシステム数に比例して、ID管理やその点検などのID棚卸作業の負荷も拡大していくため、全てのアカウントの管理や認証情報の点検・整理などのID棚卸作業に多くの手間や時間を要してしまう。
ネット証券会社としての金融サービス業務にSaaSを積極的に活用しているauカブコム証券もそうしたID棚卸業務に課題を抱えていた。同社では、各システムの担当者が個別にID台帳をExcelで管理していたが、作業の効率化のためにID資産管理ツールを導入。作業負荷は軽減されたものの、データ共有機能がなかったために特定の担当者が利用することで属人的な業務となったことが課題だった。
ID棚卸の属人化からの脱却するため、同社では機能強化されたSaaS版アカンサスに刷新することで、負荷の軽減に加えID棚卸の正確性も高めることができたという。
この資料では、同社の担当者がその経緯を詳しく語っている。
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