2012年はプラットフォームが多様化し、マルウェアがさらに高度化した1年でした。最新型のマルウェアは、PC向けOSだけでなく、Android/iOSなどのモバイルデバイス向けOSも攻撃の対象とし、ITセキュリティの専門家にとって新たな課題となっています。企業においてもモバイルデバイスが活用され、多様なデバイスでデータの利用や保存がされるようになっており、IT担当者にはこれまで以上に柔軟でかつ迅速な対応が求められています。
また、2012年は過去に発生したマルウェア攻撃が復活および再流行した年でもありました。たとえば、攻撃の80%以上はリダイレクトであり、これらのリダイレクトはハッキングされた正規のWebサイトが起点となっていました。
これらをふまえながら、本年はどのような対応をIT担当者は講じていけば良いのでしょうか。
本ホワイトペーパーでは、2012年のグローバルでのセキュリティ動向を詳しく振り返るとともに、2013年の動きを展望いたします。
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