USBメモリがウイルス感染の媒介に!
製造業の現場では、ネットワークにつながらないオフライン端末が多数利用されている。これらの端末に対しては、「インターネットにつながっていないから感染する心配がない」という意識が強く、ウイルス対策が不十分なまま長期間運用されていることが多い。しかし、現実にはウイルスの感染源はインターネットだけではない。ここ最近、特に問題になっているのはUSBメモリである。
危機の発端は、たった一つの私物デバイス
大手製造業のA社で、製造機械がウイルスに感染する事態が発生した。製造ラインの機器が誤動作を繰り返し、ついには長時間ラインが停止する非常事態に陥った。
製造機械のコンピュータは専用のOSで動いており、さらにネットワークには接続されずにオフライン環境であったのにも、かかわらずだ。
オフラインでの作業なのにデータが流出!?
別のB社では、発表前の製品情報がインターネット上に流出していることが発覚した。 従業員の一人が、データ受け渡し用のUSBメモリを、他の業務にも使っており、気付かないうちにウイルスに汚染されてしまっていたのだ。
さらに悲劇は続く。取引先の信頼も失い…
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