ホワイトペーパー

ローカルブレイクアウトとセキュリティ-SaaS、Web会議があたりまえになる時代の企業インフラ構築

フォーティネットジャパン合同会社 2022-07-07

Microsoft 365などクラウド型のアプリケーションを利用する企業は多い。さらに近年では社内外を問わず、Web会議を利用することはあたりまえとなっている。こうした業務環境の変化は、生産性の向上など、さまざまなメリットを企業にもたらしている一方、企業を支えるITインフラへ新たな課題を提起している。
そのひとつがネットワーク環境への負荷の問題で、アプリケーションのレスポンス、パフォーマンスへの影響や安定性の低下などが上げられる。また、内と外の境界が曖昧になる事によるセキュリティやガバナンスへの影響も重要な課題である。
そうした課題の解決のため、企業では従来の戦略とは違う、いまの時代に適した新機軸の戦略にもとづいたネットワーク基盤やセキュリティへの投資を模索しているのが現状だろう。
その中で、注目されているソリューションがいくつかある。そのひとつがローカルブレイクアウトだ。ローカルブレイクアウトは、業務で利用するSaaSへのアクセスをデータセンター経由ではなく、各拠点から直接アクセスにするネットワーク構成で、これにより多くの社員がSaaSやWeb会議を使っている状態でのネットワーク負担を軽減し、レスポンスやパフォーマンスの低下を防ぐことができる。しかし、トラフィックを集約し一元的に管理する従来のやり方に比べトラフィック監視などが難しくなる弊害もある。そのため並行してセキュリティの見直しについても検討をする必要がある。
本資料ではローカルブレイクアウトを実現させるSD-WANと、高度化するサイバーリスクに対抗するための高度なセキュリティ対策の2つの機能をひとつにまとめた、フォーティーネットの「セキュアSD-WAN」を紹介。新しい時代のビジネスを支えるセキュアでハイパフォーマンスなネットワーク基盤構築のアプローチを解説している。

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