2007年に発生したウイルスならびにマルウェアに関して説明しています。また、2008年の動向予測も記載しています。
2007年の特徴
・従来のマルウェアが頻発
・ウェブに仕掛けられた攻撃の増加
・ボットネットの体制化
・収入源としてのアドウェア
・亜種の多産化
・狭義のウイルスのリバイバル化
・フィッシング詐欺における特殊型トロイの木馬の活用
・スパムの巧妙化
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2007年に最も頻繁に発見されたマルウェアとその割合
1ネットスカイ(NetSky) 31.0%
2バグル(Bagle)10.5%
3マイトブ(Mytob)7.8%
4ワレズオーブイ(Warezov)6.7%
5フィーブス(Feebs)3.5%
6マイドゥーム(Mydoom) 3.5%
7バンクフラウド(Bankfraud)3.4%
8ゼラチン(Zhelatin)3.1%
9スカノ(Scano)2.8%
10スモール(Small)2.6%
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2008年の予測
・ネットに絡むマルウェアの増加
・個人を特定した大量メール
・ブログやフォーラムを利用したスパムメール
・銀行分野におけるフィッシングは下火に
・マルウェアの多様化と複雑化
・ネット恐喝の増大
・注目される仮想化機能
・狙われるVistaとMacOSX
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