実効力のあるBCPを実現するには、近年のテクノロジーやシステム構成の変化に加えて、環境や災害が及ぼす
リスクの変化も考慮し、有事においても確実にシステムを立ち上げ事業を継続できる対策を取らねばならない。
その際に課題となるのが、業務部門とIT部門の間に生まれる見解の相違だ。この溝を埋め、BCPの実効力を高
めるために、企業で見られる大きな対立点である「リスクの評価点」「ITの役割と連携」「クラウドの適用方法」
の3つのポイントから、現場で活躍する「業務コンサルティング」「ITアーキテクト」が、それぞれの立場で意
見交換を行い、解決の糸口を探る。