クラウドへの切り替えを進める企業の多くは、早い段階でオンプレミスのセカンダリデータをクラウドストレージに移行しようとする。確かにGBあたりわずか1セントという価格は財務的に納得いくものだ。とはいえ特有のリスクも多いため、事前に知っておくべきポイントがある。
まずは「保持するデータを知る」ことだ。
データを重要度や更新頻度でカテゴリ分けし、クラウドに置く必要のないデータを確実に分離する。
次が「データの保管場所を知る」「データの利用者を知る」となる。
利用者を知る、とは「どのデータに誰がアクセスしているか」といった情報で、驚くほど偏っているのが普通だ。この部分を可視化することは非常に有効で、ランサムウェアのようなサイバー攻撃への防御にもつながってくるのだ。
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