2023年の上半期における脅威傾向をここ数年の傾向と比較すると、まずランサムウェア攻撃が依然として数多く発生し、その結果さまざまな感染被害が多数報道された。主な感染経路としては、脆弱性攻撃やRDP(Remote Desktop Protocol)総当たり攻撃が挙げられるが、それ以外にもローダー系や多機能マルウェアによるランサムウェア感染も後を絶たない。また、サプライチェーン攻撃も相変わらず目立っており、その攻撃成功率の高さから攻撃者に好んで用いられている事実がうかがえる。
こうした脅威動向を受けて本資料では、2023年下半期のサイバーセキュリティ上の脅威について、「ランサムウェア」「脆弱性攻撃」「クライムウェア」「サプライチェーン攻撃」という4つの側面から予測・分析している。2024年のサイバーセキュリティ対策の検討にぜひお役立ていただきたい。
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