今では、オンプレミスでのITシステム構築において般的な選択肢の一つとなっていると言われるHCIだが、その使いどころという所では、どうしても仮想デスクトップ(VDI)基盤のようなキャパシティプランニングがしやすいワークロードでの活用が大半だ。しかしシンプルな構成で運用管理がしやすいというHCIの特徴から、人的リソースが不足しがちでITシステム運用に課題を持つ中堅・中小企業などでの採用の話も聞くようになってきた。特にブレードサーバやオフィスコンピュータのリプレイスメントでHCIを採用するケースが多いようだ。そして中には、HCI導入によってはじめて仮想化統合をおこなったというケースもある。このように実はHCIのつかいどころは多岐にわたり、さまざまなシステムの基盤として有効に活用できるだ。そこで本資料では、従来型のサーバ、ストレージ、ネットワークのリソースが分離された3tier型IT基盤との違いと言った技術的な解説のほか、今さら聞けないと質問を躊躇してしまうような、そもそもHCIとは何者で、どのようなメリットが期待できるのか?といった疑問への解答。さらには、どのような使い方ができるのかといった活用イメージをもてないというユーザーへは、いくつかの事例を参考に具体的な活用イメージを紹介している。