ある大手地銀が、Windowsを基盤にしたオープン勘定系システムをMicrosoft Azure環境へとクラウドリフトした。フルバンキングシステムのパブリッククラウド環境での実装は国内初の事例となるもので、オープン系勘定系システム「BankVision」を開発・提供するBIPROGY(旧日本ユニシス)と日本マイクロソフトが取り組みを支援した。移行プロジェクトで直面した課題の1つが、可用性の担保のために採用していたWSFC(Windows Server Failover Clustering)による共有ディスク構成が当時の状況では採用できないことだった。そこで既存環境と同等の可用性を担保するために大手地銀が採用したのがサイオステクノロジーのデータレプリケーションだった。
本資料では、勘定系システムのような高可用システムにおいてクラウドリフトを高度に実現するための手法と具体的なユースケースを紹介している。
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